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2018年1月17日 19時29分:配信
毎日新聞
インドネシアの石炭輸出事業への投資名目で出資金を無許可で募ったとして、大阪府警は17日、貿易コンサルタント会社「奏房社(そうぼうしゃ)」(大阪市北区豊崎5)代表取締役、堀田容疑者(53)=大阪市城東区=と、43~61歳の元従業員の男ら3人を出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで逮捕した。府警は、元本保証と月2%の高配当をうたい、2014年1月~16年10月、関西を中心に全国の約360人から計約35億円を集めたとみている。
逮捕容疑は15年11月~16年8月、インドネシアで採掘した石炭を中国などに輸出する事業の輸送費用への投資を持ちかけ、大阪、奈良、兵庫の3府県の40~60代の女性3人から計3000万円を集めたとしている。いずれも容疑を認めている。
生活経済課によると、パンフレットで「1口100万円から」「2カ月後から投資額の約2%の配当が毎月得られる」などとうたい、主に口コミで顧客を獲得していた。堀田容疑者は「年々石炭単価が安くなって収益が減る一方、顧客が増えたので、16年12月ごろから配当が払えず、事業が立ち行かなくなった」と供述しているが、事業が実在するかは不明という。
出資した兵庫県の60代の無職女性から昨年1月、「3カ月間配当があったが滞っている。業者が解約にも元本返金にも応じない」と府警に相談があり、同8月、同社など12カ所を家宅捜索して捜査していた。
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