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2018/2/1(木) 7:08配信
時事通信社
架空のコイン購入費名目で現金をだまし取ったとされる事件で、貴金属販売会社「千笑」(現ゴールドスター)の実質経営者(51)らがコインについて、「仮想通貨『リップル』に交換できる」とうたっていたことが31日、関係者への取材で分かった。
価値が急上昇してブームとなった仮想通貨を勧誘に利用したとみられ、警視庁生活経済課は詳しい経緯を調べている。
関係者によると、実質経営者らはコンテナレンタル事業への投資で損失を抱えた被害者らに、「Rコイン」「リップルカレンシー」などの名称でコイン購入を勧誘。1個10万8000円で、主要な仮想通貨のリップルと交換できると説明していた。
商品内容や仕組みの具体的な話はなく、「とにかく価値の高いものだ」と宣伝。リップルについては「世界で通用し、どこでも使えるようになる」「一夜にして何倍にも価値が上昇する」などと説明し、パソコンやインターネットの知識がなくても、コインを購入するだけでリップルに投資できると訴えた。
しかし、購入してもコインが送られてくることはなく、リップルをネット上で取引するための口座が開設された形跡もなかったという。
生活経済課は一連の事件で全国の少なくとも延べ約1400人から総額40億円以上を集めたとみており、詳細な手口や集めた金の使途などについて解明を進める。
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