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ウソの投資話で会社社長から1億円以上詐取「信頼していた被害者の心情につけこんだ」男に実刑判決

令和6年10月17日
読売テレビ ー 引用

ウソの投資話を持ち掛け、会社の社長から1億円以上をだましとった罪に問われているの男の裁判で、奈良地裁葛城支部は17日、懲役5年6か月の実刑判決を言い渡しました。

 

会社員の溝口被告（71）は、2020年から22年までの間、顧問契約を結んでいた会社の社長に対し、「政府系の金融機関に金を預ければ金利が受け取れる」などとウソの投資話を持ち掛け、現金約1億1000万円を騙し取った罪に問われています。
これまでの裁判で、溝口被告は起訴内容を認めていて、検察側は懲役7年を求刑していました。

 

17日の判決で、奈良地裁葛城支部は、「信頼していた被害者の心情につけこんだ犯行で、返済の見通しもたっておらず、事情を汲むほどの理由は認められない」と指摘した一方、被告が反省の意を示していることや「年齢と健康状態に考慮した」などとして、懲役5年6か月の実刑判決を言い渡しました。

 

 

顧問先から1億円詐取した罪 元顧問の男 が初公判で起訴内容認める「中には返済しているものもある」

令和6年7月29日
読売テレビ　－　引用

ウソの投資話を持ち掛け、会社の社⻑から1億円以上をだましとった罪に問われている元顧問の男の初公判 が29日開かれ、男は起訴内容を認めました。

 

詐欺の罪に問われているのは、会社員の溝口被告(71)です。
起訴状によりますと、溝口被告は2020年から一昨年までの間、顧問契約を結んでいた会社の社⻑に対し「政府系の金融機関に金を預ければ金利が受け取れる」などとウソの投資話を持ち掛け、現金1億1000万円を 騙し取ったとされています。

 

29日の初公判で、溝口被告は起訴内容を認めた上で「中には返済しているものもある」と述べました。
一方、検察側は冒頭陳述で「溝口被告はウソの投資話がバレないよう金利を支払ながら、犯行を繰り返していた」と指摘しました。

 

 

1億円超だまし取ったか…詐欺の疑いで70歳の男逮捕 被害者語る“秘密のもうけ話”記者の質問には…

令和6年5月30日
引用元：日テレNEWS NNN　－　引用

YouTubeなどで独自の経営論を語っていた男が、女性にウソの投資話を持ちかけ現金1億円以上をだまし取ったとして29日、逮捕されました。私たちは逮捕前にこの男を直撃していました。

 

今月16日。
――溝口さんですか？
溝口容疑者（70）
「はい？」
――溝口さんですか？
溝口容疑者（70）
「いや、違います」
私たちが直撃したこの男。29日、その姿は奈良県の警察署にありました。会社員の溝口容疑者（70）。詐欺の疑いで逮捕されました。

 

警察によると、溝口容疑者は自身が顧問を務めていた会社の経営者の女性に対しウソの話をして、約1億1000万円をだまし取った疑いがもたれています。

 

「成功と笑顔に導ける　本物になりたいあなたへ…」
ホームページで経営コンサルタントとして紹介されていた溝口容疑者。掲げていたのは、経営などに役立つ独自の理論。その名も「溝口式分析学」です。

 

時にはオンラインセミナーを開き…
溝口容疑者（溝口容疑者によるセミナーより）
「覚えたことが仕事、あるいは生活にもうまく使えると思いますので、そういう内容を一生懸命お伝えしていきますので」
「成功へ導くための方法」などについて教えていたといいます。

 

“1億円以上の被害”　会社の経営者
「人間学を教えてくださる方。そういう方がまさかだますなんて考えもしないことだったので、人間不信以外の何ものでもない」

 

こう話すのは今回、1億円以上の被害にあったという経営者の女性です。自身も溝口容疑者のセミナーに参加し、「会社の経営顧問として相談に応じる」と持ちかけられ、契約を結んだといいます。

 

その後…
溝口容疑者
「金利の低い銀行よりもうかる話がある。全て現金でやり取りをするけど誰にも言ってはいけないよ」
提案してきたのは、“秘密の金融機関の話”。それは、金を預けるだけで年に8％程度の金利が得られるというもうけ話でした。

 

“1億円以上の被害”　会社の経営者
「溝口先生が持ちかけてくださる話なのでお受けした方がいいかなと思い、提案もそのままお受けした。100％溝口先生を信頼していたので」
溝口容疑者を信用し、金を預けたという経営者。最初は自由に引き出せたといいますが、預け金が約1億円にのぼったころ、急に引き出せなくなったといいます。

 

経営者は、溝口容疑者を直接問いただすことにしました。
これは、その時の実際のやり取り（2022年の録音音声）です。

 

“1億円以上の被害”　会社の経営者
「それは先生（溝口容疑者）返せるんですか？」
溝口容疑者
「返さないといけないじゃないですか」
“1億円以上の被害”　会社の経営者
「どうやって返してくださるんですか？」
溝口容疑者
「必死にやってきましたよ。でも今のお話を聞いていると、最初から悪意があってだますつもりだった。そんな風に聞こえませんか？　僕は傷ついている」
まるで自分が被害者かのようにふるまっていた溝口容疑者。このあと、溝口容疑者と連絡が取れなくなったといいます。

 

約1億1000万円はどこに行ったのか？
逮捕前の溝口容疑者を直撃すると…
――溝口さんですか？
溝口容疑者（16日）
「はい？」
――溝口さんですか？
溝口容疑者
「いや、違います」
本人であることを否定。その後の質問には…
――お金を預かっていると、真相は？
溝口容疑者
「…」
――どこかの金融機関に預けている？
溝口容疑者
「…」
答えることはありませんでした。

 

警察は、他にも被害者がいないか調べを進める方針です。
（5月29日放送『news zero』より）

 

 

うその投資話で1億円詐取 顧問先から、容疑で70歳男逮捕―奈良県警

令和6年5月29日
時事ドットコム　－　引用

うその投資話で顧問を務めていた会社の社長から1億円余りをだまし取ったとして、奈良県警捜査2課は29日、詐欺容疑で会社員溝口容疑者（70）＝静岡県函南町平井＝を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

 

逮捕容疑は2020年10月、奈良県内にある福祉系の会社の女性社長（52）＝同県葛城市＝に対し、「政府系金融機関にお金を預けると年利8％程度の金利を受け取ることができる」などとうその投資話を持ち掛け、女性から計1億1000万円をだまし取った疑い。