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令和2年7月13日
毎日新聞 引用
岡山県赤磐市の農作物生産会社「西山ファーム」=破産手続き中=の違法な商法で被害を受けたとして、元顧客の男女17人が13日、同社や役員らに計約6400万円の損害賠償を求める集団訴訟を大阪地裁に起こした。
同社を巡っては、愛知県警が2019年、出資法違反の疑いで捜索。元本保証や高配当をうたって違法に資金を集めた疑いがあり、実態解明を進めている。
原告は大阪、兵庫、奈良、大分の4府県に住む20~30代。訴状によると、同社は果物や化粧品などをクレジットカード決済で購入すれば、数%の利益を上乗せして代金を全額返還すると勧誘していた。同社が商品を転売して利益を上げる仕組みをうたっていたが、実際には転売せず、顧客への代金返還も滞っていたという。顧客側は、同社が破綻直前の19年2月まで違法な資金集めを続けて被害を拡大させており、賠償責任があると主張している。
原告側によると、同社は全国で約1500人から資金を集め、被害総額は約20億円に上るという。6月には、元顧客41人が計約3億2400万円の賠償を求めて名古屋地裁に提訴した。
令和2年7月13日
共同通信 引用
「果物を海外で販売する事業に投資すれば配当を出す」とうたい違法に現金を集めたとして出資法違反容疑で愛知県警の家宅捜索を受けた、岡山県赤磐市の観光農園経営会社「西山ファーム」=破産手続き中=を巡り、違法な商法で被害を受けたとして関西などに住む17人が13日、同社や役員らに計約6400万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。
訴状などによると、原告は大阪、兵庫、奈良、大分4府県の20~30代の男女。同社は「販売代理店から商品をクレジットカードで買えば、購入代金に数%の利益を上乗せして返還する」などと勧誘を繰り返したが、昨年、入金が停止した。
令和2年7月13日
関西テレビ 引用
クレジットカード決済を利用した投資で被害を受けたとして、関西の男女ら17人が岡山の農園会社に損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、大阪や兵庫などに住む、20~30代の男女17人です。
訴状などによると、岡山県の農園会社「西山ファーム」は「海外に転売するための果物をクレジットカードで購入すれば、数パーセントの利益を上乗せして返還する」などとうたい、顧客を集めていました。
ところが、次第に顧客への支払いが滞ったということで、17人は「西山ファーム」とカード決済の代行会社「GMOペイメントゲートウェイ」などに、計約6400万円の損害賠償を求めています。
【原告の女性】
「(勧誘に)来た人も知り合いの人だったので、『あなたがやっているならば』ということで参加した。支払いがされなかった分は返してもらいたい」
西山ファームは去年、破産手続きを開始しているほか、愛知県警から出資法違反の疑いで家宅捜索を受けています。
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