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「レセプト債」販売、田原証券らに約15億円の賠償命令 名古屋地裁

「レセプト債」販売、田原証券らに約15億円の賠償命令 証券会社側の責任認める 名古屋地裁

令和4年4月19日
名古屋テレビ - 引用

 

証券会社がうその説明をして金融商品「レセプト債」を販売したなどとして、投資家らが損害賠償を求めた裁判の判決で、名古屋地裁は請求の全額、およそ15億円を支払うよう命じました。

 

この裁判は2008年からの7年間、医療機関の診療報酬請求権を買い取り債券化した金融商品「レセプト債」について、「安全性の高い商品」などとうその説明を行い販売したとして、愛知県の投資家ら174人が田原証券(愛知県田原市)らを相手取って、損害賠償を求めていたものです。

 

名古屋地裁は19日の判決で、「安全性の高い商品」という田原証券側の説明について、「リスクの大きくないものであるという意味で虚偽ではない」とした一方、「リスクを調査する義務を怠った」などとして、田原証券らに請求された損害賠償の全額、およそ14億8900万円を支払うよう命じました。

 

弁護団によりますと、「レセプト債」の損害賠償をめぐる裁判で、販売した証券会社の責任を認めた判決は今回が初めてです。

 

 

“レセプト債”証券会社が虚偽の説明と訴えた裁判 約15億円の賠償命じる判決 名古屋地裁

令和4年4月19日
中京テレビ - 引用

 

愛知県の証券会社が「レセプト債」と呼ばれる債券を、虚偽の説明をして販売したとして、購入者らが約15億円の損害賠償を求めた裁判で、名古屋地裁は19日、全額の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 

この裁判は、愛知県田原市の田原証券が、レセプト債を運用する会社の債務超過などを把握せず、「安全性の高い商品」などと偽り販売したとして、購入者ら174人が田原証券や当時の社長ら24人に対し、約14億8900万円の損害賠償を求めたものです。

 

レセプト債は、診療報酬を受け取る権利を商品化したもので、運用会社「オプティファクター」は2015年に経営破綻し、その後、購入者らが提訴していました。

 

19日の判決公判で名古屋地裁・齋藤毅裁判長は、レセプト債の説明について、「株式などに比べリスクは大きくないという説明は虚偽ではない」としたものの、田原証券が債券のリスクについて、「調査すべき義務を果たさなかった」などとして、田原証券らに全額の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 

 

 

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