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出資法違反疑い税理士ら4人逮捕 全国で40億円集金か(広島)

6億7000万円の出資法違反事件、元税理士に有罪判決 広島地裁

令和5年7月6日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証などをうたい多額の現金を集めたとして、出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた広島市中区東白島町、元税理士安土被告(75)の判決公判が6日、広島地裁であった。桜井真理子裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役1年6月、罰金100万円)を言い渡した。

 

判決などによると、安土被告は、事件の主犯とされる住所不定、無職武田被告(39)=詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪で実刑判決=らと共謀。2020年5月~21年1月、広島県内の男女5人に元本保証と配当金を約束し、10回にわたって現金計6億7千万円を集めた。

 

 

6億7千万円の出資法違反事件、主犯に懲役6年判決 広島地裁

令和5年6月30日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証や配当をうたい、広島県内の男女5人から現金約6億7千万円を集めたなどとして、詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた住所不定、無職武田被告(39)の判決公判が30日、広島地裁であった。

 

桜井真理子裁判官は懲役6年、罰金300万円(求刑懲役10年、罰金300万円)を言い渡した。武田被告は事件の主犯とされていた。

 

 

出資法違反事件、元税理士に1年6月求刑 広島地裁初公判で検察

令和5年6月15日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証などをうたい多額の現金を集めたとして、出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた広島市中区東白島町、元税理士安土被告(75)の初公判が15日、広島地裁であった。安土被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月、罰金100万円を求刑し、即日結審した。判決は7月6日。

 

検察側は論告で、安土被告が税理士事務所のスタッフを介して自らの顧客に出資を募るなど、積極的に集金に関与したと指摘。「被告を信頼していた顧客が次々と金銭を預けた。紹介料欲しさに出資を募った犯行動機は利欲的だ」と非難した。弁護側は被害の一部を弁償したなどとして執行猶予付き判決を求めた。

 

起訴状などによると、安土被告は、事件の主犯とされる住所不定、無職武田被告(39)=詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪で公判中=らと共謀。2020年5月~21年1月、広島県内の男女5人に元本保証と配当金を約束し、10回にわたって現金計6億7千万円を集めた疑い。

 

 

出資法違反事件、男に懲役10年を求刑 広島地裁公判で検察

令和5年5月26日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証や配当をうたい多額の現金を集めたなどとして、詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた住所不定、無職武田被告(39)の求刑公判が26日、広島地裁であった。検察側は懲役10年、罰金300万円を求刑し、結審した。判決は6月30日。

 

検察側は論告で「短期間で多額の現金を集めた犯行は組織的で常習性がある」と指摘。資金繰りが破綻した後も出資を募り、生活費や知人女性への送金に充てたとし「動機が利欲的で酌量の余地はない」と非難した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。

 

起訴状などによると、武田被告は事件の主犯とされ、当時税理士だった広島市中区、無職安土被告(75)=出資法違反罪で起訴=らと共謀。2020年5月~21年1月、広島県内の男女5人に元本保証と配当金の支払いを約束し、現金計6億7千万円を集めた疑い。また21年5月から11月中旬までの間、男女5人に運用名目とうそ言い、現金計8400万円をだまし取った疑い。

 

 

出資法違反事件 主犯の男、起訴内容認める 広島地裁で初公判 トレーダー名乗り「サッカーチーム買収のため…」

令和5年3月20日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証や配当をうたい多額の現金を集めたなどとして、詐欺と出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた住所不定、無職武田被告(39)の初公判が20日、広島地裁であった。武田被告は起訴内容を認めた。

 

検察側は冒頭陳述で、武田被告がトレーダーを名乗り「サッカーチームを買収するために個人で株取引をしている」「かなり利益が取れました」などと言って出資を募り、2021年5月以降は証券口座への入金や株取引をしていなかったと指摘した。

 

起訴状などによると、武田被告は事件の主犯とされ、当時税理士だった広島市中区、無職安土被告(74)=出資法違反罪で起訴=らと共謀。20年5月~21年1月、広島県内の男女5人に元本保証と配当金の支払いを約束し、現金計6億7千万円を集めた疑い。また、21年5月から同11月中旬までの間、男女5人に「明日から運用します」などとうそを言い、現金計8400万円をだまし取った疑い。

 

 

出資法違反で逮捕の容疑者 詐欺容疑で再逮捕

令和4年11月30日
NHK - 引用

 

株取引に投資する名目で、県内の男女5人からあわせて6億7000万円を違法に集めたとして逮捕された39歳の容疑者が、「元本を確実に返済する」などとうその説明をして、別の女性ら2人から2100万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで再逮捕されました。

 

再逮捕されたのは福岡市中央区の無職、武田容疑者(39)です。

 

警察によりますと、武田容疑者は去年7月から11月までの間に、福岡県の女性ら2人に対して、「株取引で利益を得ていて、元本を確実に返済する」などとうその説明をして、合わせて2100万円をだましとったとして詐欺の疑いが持たれています。
武田容疑者は、株取引に投資する名目で、広島県内に住む男女5人からあわせて6億7000万円を違法に集めたとして、出資法違反の疑いでほかの容疑者3人とともに逮捕されていました。

 

警察は、全国20の都府県に住むおよそ240人から40億円ほどを集めたとみていて、引き続き、余罪がないか捜査しています。
武田容疑者は詐欺の容疑について、調べに対し黙秘しているということです。

 

 

投資話で数千万円だまし取ったか 主犯格の男を詐欺容疑で再逮捕へ 税理士らによる出資法違反事件

令和4年11月30日
中国新聞デジタル - 引用

 

元本保証や配当をうたい多額の現金を集めたとされる出資法違反事件で、広島県警生活環境課と佐伯署の合同捜査本部は30日午前にも、福岡市中央区の無職の男(39)を詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。

 

捜査関係者によると、男は昨年、資金繰りが破綻状態にあったにもかかわらず、県外の被害者2人に元本保証などをうたって投資話を持ちかけ、現金数千万円をだまし取った疑いが持たれている。

 

捜査本部は9日、元本保証と配当金の支払いを約束して2020年5月から昨年1月までの間、県内の出資者5人から不正に現金計6億7千万円を集めたとして、男や広島市中区の税理士の男ら4人を出資法違反(預かり金の禁止)容疑で逮捕していた。

 

捜査本部は、男はトレーダーをうたう主犯で、共犯者とともに20都府県の約240人から約40億円を集めていたとみている。

 

 

綾瀬はるかが広告塔に使われた40億円投資トラブル 逮捕された税理士「国民的女優を利用」の周到手口

令和4年11月17日
NEWSポストセブン - 引用

 

11月9日の午前7時過ぎ、4人の容疑者が広島県警に逮捕された。彼らは本誌『女性セブン』が昨年9月に報じた投資トラブルの主要メンバーで、40億円にものぼる“出資金”を集めていた。

 

逮捕されたのは、無職の武田容疑者(39才)、会社員の永沼容疑者(32才)、アルバイトの柏原容疑者(30才)、税理士の安土容疑者(74才)。逮捕容疑は、容疑者らが出資金の元本を保証して配当金を支払うと約束し、広島県内の50~60代の5人から計6億7000万円を預かったというもの。広島県警は、容疑者らが2014年9月から今年8月にかけ、20都府県の約240人から計40億円を集めた可能性もあるとみている。綾瀬はるかの名前が広告塔として使われたこの事件。彼らはどんな手口で巨額の出資金を集めたのか。【前後編の後編】

 

仲介役として資産家から多額の“投資資金”を集めていたとみられているのが、安土容疑者だ。そして、安土容疑者にすすめられてお金を預けたひとりが、広島に住む綾瀬はるかの母親だった。綾瀬の個人事務所の代表を務める母親は、安土容疑者を信頼して「娘の将来のため」という思いで、事務所の資金から約1億円を拠出した。それが2020年春頃のことだ。

 

その後、昨年の5月に、毎月支払われていた元本の返金が滞り始める。出資者らは返金を求めたが、容疑者らは対応しなかった。解約の求めにも応じず、その結果トラブルが表面化した。綾瀬が事態を把握したのもその頃だったという。

 

「綾瀬さんは以前から安土容疑者の息子のAさんに、顧問税理士としてサポートしてもらっています。あるとき、Aさんが綾瀬さんの個人事務所のお金の動きに気づいて確認したことで、発覚。Aさんは“綾瀬さんはお金に困っているわけでもない。財産はぼくがしっかり守りますから、投資はやめましょう”と提案した。そしてAさんが綾瀬さんのお母さんが出資した分を買い取り、肩代わりする形で清算しました。それが昨年の夏前だったと聞いています」(綾瀬の知人)

 

綾瀬にとってはこれで問題解決──のはずが、思わぬ形で彼女の名前が独り歩きしていた。

 

一方で、ほかの出資者は返金されず、解約もできない状況が続いていた。次第に彼らの怒りの矛先は安土義和容疑者(74才)の“集金スキーム”に向き始めた。

 

「安土容疑者の仲介で億単位の大金を預けたご夫婦がいるのですが、そのふたりは2020年夏頃に安土容疑者から招かれた会合で“投資話”を信じてしまったんです。というのも、その会の場に綾瀬さんもいたからです。国民的女優の彼女の前でされた投資話だから、疑いようがなかったと言っていました。会の最後には、安土容疑者のすすめで綾瀬さんと写真も撮ったそうです」(被害者)

 

その後この夫婦も返金が滞り、現在、容疑者らを相手に返還訴訟を予定している。裁判には、会合で撮影した綾瀬との写真を安土容疑者の“集金手口”の証拠資料として提出するという。ほかにも、安土容疑者から「お金を出してくれたら、綾瀬はるかと2人きりでの食事をセッティングするから」と持ち掛けられた人もいた。

 

捜査関係者によれば、お金を預けたという人に話を聞くと、投資話を信じた理由として「綾瀬はるか」の名前を挙げる人は少なくないという。安土容疑者は綾瀬を利用しつくす算段だったようだ。

 

「出資者だけでなく、武田容疑者にも柏原容疑者にも綾瀬さんを紹介し、写真を撮っていた。柏原容疑者はその写真を大事に自宅に飾り、“おれは綾瀬はるかと結婚する”と豪語していたこともあった」(全国紙社会部記者)

 

綾瀬が安土容疑者の事務所を訪れたのには訳がある。

 

「綾瀬さんの実家にとって安土容疑者とは3世代にわたっての長いつきあい。相続から資産運用まですべて相談する関係だった。安土容疑者はそこに付け込んだ。いつか綾瀬はるかを利用しようと虎視眈々と狙っていたのかもしれません。

 

安土容疑者は犯行グループのキーマンだった。彼らの生命線は出資者を集めて“投資”の軍資金を手に入れることですが、その役割を担ったのは安土容疑者。綾瀬さんの存在を利用しながら、地元の富裕層に海の物とも山の物ともつかぬ投資話を信用させ、“投資”の軍資金を集めていったわけです。

 

出資者や容疑者たちと会わせるときも、綾瀬さんのお父さんが亡くなった際の相続などについて話があるといって呼び出す手口だった。綾瀬さんはまさか自分が“広告塔”として利用されるとは想像すらしなかったでしょう。長いつきあいの信頼すべき税理士が裏切るとは憤怒の思いでしょうね」(全国紙社会部記者)

 

2020年の春頃には、広島市内のステーキ店で綾瀬と安土容疑者が食事をしている。

 

「地元で人気のお店で、開店前に特別に開けてもらっていました。貸切で店内は2人きり。込み入った話をしていたとか。安土さんは綾瀬さんのために、最上級の和牛ヒレ肉を用意していました」(ステーキ店の関係者)

 

運用していたのは8000万円のみ

 

今回4人は「出資法違反」の疑いで逮捕されたが、どのような罪なのか。元大阪府警・財務捜査官で、アキュレートアドバイザーズ代表の小林弘樹さんが解説する。

 

「出資法とは、違法な金融業者などによる財産的損害から国民を保護する法律です。許可を受けた金融機関等以外の者が、元本保証をうたって不特定多数から出資を募ったり、預り金を受け入れたりすることを禁止しています。今回の事件は、出資法2条の『預り金の禁止』の違反ということで、量刑は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金です」

 

被害額を考えると罪が軽いように思えるが、警察はその先を見据えている可能性がある。小林さんが続ける。

 

「警察は出資法違反での逮捕を入り口にして捜査を進め、最終的には『詐欺罪』での逮捕・立件を目指していると思います。資金運用の実態がなく、返済する意思もないのに資金を集めていたことが明らかになれば、詐欺罪が適用される。

 

私が財務捜査官として携わった『大和都市管財事件』(2001年)という被害額1000億円超の投資詐欺事件も、大阪府警はまず出資法違反で捜索差し押さえを実施して、その後、詐欺罪で再逮捕しました。出資法違反は3年以下の懲役ですが、詐欺罪だと10年以下の懲役と重くなります」

 

現在、彼らが集めた約40億円の行方がわかっていないという。

 

「集められたお金は、トレーダーの武田容疑者の銀行口座に入金されて“運用”されていたようだが、実際には8000万円程度しか運用の痕跡がなかった。いまではそのお金もほとんどなくなっています。

 

彼らは40億円近く集めたとみられていますが、その大半を使い切ったとは考えにくい。海外で不動産を購入したり、外国の口座にお金を移している可能性もある。今後の捜査では、出資金の行方や本当に運用されていたのかという点も視野に入れられるでしょう」(前出・捜査関係者)

 

投資グループにお金を預けた人たちの多くは、老後の資産形成を目的とした高齢者だった。そのダメージは計り知れない。広島県警は『女性セブン』の取材に「捜査中ですので、詳しいことは申し上げられない」としたが、「検察庁と協議して逮捕に踏み切ったので、何もなく釈放ということはないでしょう」と今後の捜査に自信をみせる。

 

綾瀬の所属事務所は写真撮影など利用された経緯をこう説明する。

 

「安土容疑者から資産の運用についてアドバイスがしたいと連絡があり、綾瀬は母親の付き添いで安土容疑者の税理士事務所に伺いました。事務所には面識のないかたが数名おり、安土容疑者から頼まれて写真撮影に応じたとのことです。安土容疑者以外の人が事務所にいることは、事前に聞かされていませんでした」

 

国民的女優を利用した巨額投資トラブルを、“地方の小さな事件”で終わらせてはいけない。

※女性セブン2022年12月1日号

 

 

綾瀬はるかが広告塔に使われた40億円投資トラブル「綾瀬の母親も1億円預けた」犯罪グループ逮捕

令和4年11月17日
NEWSポストセブン - 引用

 

11月9日の午前7時過ぎ、4人の容疑者が逮捕された。彼らは本誌『女性セブン』が昨年9月に報じた投資トラブルの主要メンバーで、40億円にものぼる“出資金”を集めていた。“勧誘”には国民的女優が利用されていた。【前後編の前編】

 

「突然、逮捕されたことも、40億円という被害額の大きさにも驚きました。綾瀬さんの名前が取り沙汰されたから警察が迅速に動いてくれたのかもしれません……」

 

広島県在住の40代男性は、容疑者としてテレビに映し出された男たちを目にし、複雑な思いを口にした。綾瀬さんとは同県出身の国民的女優・綾瀬はるか(37才)のことだ。11月9日、広島県警は無職の武田容疑者(39才)ら4人を出資法違反(預り金の禁止)の容疑で逮捕した。ほかに逮捕されたのは、会社員の永沼容疑者(32才)とアルバイトの柏原容疑者(30才)、税理士の安土容疑者(74才)だ。

 

年齢も職業もバラバラの彼らは“投資グループ”のメンバーだった。逮捕容疑は、容疑者らが出資金の元本を保証して配当金を支払うと約束し、広島県内の50~60代の5人から計6億7000万円を預かったというもの。広島県警は、容疑者らが2014年9月から今年8月にかけ、20都府県の約240人から計40億円を集めた可能性もあるとみている。冒頭の男性が言う。

 

「私も“被害者”のひとりですが、『女性セブン』の記事が出たから被害に気づきました。記事がなければ、彼らの説明をいまも信じていたかもしれません」

 

『女性セブン』がこの事件を初めて報じたのは、昨年9月のこと。《綾瀬はるか 投資トラブル1億円の逆鱗》と題した記事で、犯行グループの“手口”をこう報じていた。

 

容疑者らが当時“出資者”に行った説明によれば、これは「投資」ではなく、「金銭消費貸借契約」という貸付であり、借りたお金を元手に武田容疑者が中心となって運用するというもの。貸付金の「元本」を毎月3%ずつ返金していき、完済後は毎月3%ほどの利息を配当していく仕組みで、元本割れのリスクはないという話だった。

 

仲介役として資産家から多額の“投資資金”を集めていたとみられているのが、安土容疑者だ。

 

「安土容疑者は地元では有名な税理士で、彼のことを、広島の重鎮と呼ぶ人もいます。広島市の中心街に8階建ての自社ビルを構え、そこを自宅兼税理士事務所にしています。顧客には地元の富裕層が多く、安土容疑者はその顧客らに投資話を持ち掛けていたとみられています。資産状況を把握しているわけですから、勧誘しやすかったのではないでしょうか」(捜査関係者)

 

安土容疑者にすすめられてお金を預けたひとりが、広島に住む綾瀬の母親だった。綾瀬の個人事務所の代表を務める母親は、安土容疑者を信頼して「娘の将来のため」という思いで、事務所の資金から約1億円を拠出した。それが2020年春頃のことだ。

 

出資者には、華やかな世界が用意された。月に1回、出資者は広島市内の高級レストランでの食事会に招待されたという。

 

「出資者らがドレスアップして参加する華やかな会合で、安土容疑者は『セレブ会』と呼んでいたようです。みんなで高級料理を楽しみながら、運用状況の説明を受ける。その場で返金を受け取ることもあったようです」(前出・捜査関係者)

 

その「セレブ会」に影が差したのが、昨年の5月。毎月支払われていた元本の返金が滞り始めたのだ。出資者らは返金を求めたが、容疑者らは「銀行口座が凍結された」「外国送金なので時間がかかる」などと理由をつけて対応しなかった。解約の求めにも応じず、その結果トラブルが表面化した。綾瀬が事態を把握したのもその頃だったという。

 

「綾瀬さんは以前から安土容疑者の息子のAさんに、顧問税理士としてサポートしてもらっています。あるとき、Aさんが綾瀬さんの個人事務所のお金の動きに気づいて確認したことで、発覚。Aさんは“綾瀬さんはお金に困っているわけでもない。

 

財産はぼくがしっかり守りますから、投資はやめましょう”と提案した。そしてAさんが綾瀬さんのお母さんが出資した分を買い取り、肩代わりする形で清算しました。それが昨年の夏前だったと聞いています」(綾瀬の知人)

 

綾瀬にとってはこれで問題解決──のはずが、思わぬ形で彼女の名前が独り歩きしていた。

 

(後編に続く)

※女性セブン2022年12月1日号

 

 

金銭の貸し借りを装い集金 税理士ら4人逮捕の出資法違反事件 広島

令和4年11月11日
テレビ新広島 - 引用

 

投資話をもちかけ、あわせて6億7000万円の預り金を不正に集めたとして、税理士など4人が逮捕・送検された事件で、4人は金銭貸し借りの名目で契約を交わして、集金していたことがわかりました。

 

福岡市の無職・武田容疑者(39)や広島市の税理士・安土容疑者(74)ら4人は、共謀して安土容疑者の税理事務所の顧客5人に株の投資話を持ち掛け、出資金の元本保証や配当金の支払いを約束して、あわせて6億7000万を不正に集めた出資法違反の疑いで逮捕・送検されました。

 

捜査関係者によりますと、武田容疑者らは金銭貸し借り名目の契約を出資者と交わして集金していて、違法行為を隠すための工作の可能性があったみて詳しく調べています。

 

 

税理士など逮捕 株取引投資で元本保証かたり40億円集めたか

令和4年11月9日
NHK - 引用

 

株取引に投資する名目で、元本を保証するなどと約束して広島県内の5人の男女からあわせて6億7000万円を集めたとして、広島市の税理士など4人が出資法違反の疑いで逮捕されました。警察は、全国のおよそ240人から40億円ほどを集めていたとみて調べています。

 

逮捕されたのは、福岡市中央区の無職、武田容疑者(39)や広島市中区の税理士、安土容疑者(74)など4人です。
警察によりますと、4人は、おととし5月ごろから去年1月ごろまでの間、株取引に投資する名目で、元本を保証して配当金を支払うと約束して、広島県内に住む男女5人からあわせて6億7000万円を集めたとして、出資法違反の疑いがもたれています。

 

警察によりますと、ことし1月に投資の勧誘についての情報を入手して捜査していたということで、武田容疑者が運用する目的で株取引を行い、安土税理士など3人が出資者への説明や勧誘を行っていたとみられるということです。
警察は、全国20の都府県に住むおよそ240人から40億円ほどを集めたとみているほか、逮捕された4人以外にも関わった人物がいるとみて詳しく調べています。
警察は、捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。

 

 

出資法違反容疑で4人逮捕 6億7千万円集めたか 広島県警

令和4年11月9日
朝日新聞デジタル - 引用

 

配当を約束して株の投資金を募り不正に現金を預かったとして、広島県警は9日、福岡市中央区の無職武田容疑者(39)ら30~70代の男4人を出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。県警は武田容疑者を中心に2014年9月~22年8月、20都府県の約240人から計約40億円を集めた可能性があるとみている。

 

逮捕されたのはこのほか、福岡市博多区の会社員永沼(32)、広島市佐伯区のアルバイト柏原(30)、広島市中区の税理士安土(あんど)(74)の各容疑者。

 

生活環境課によると、逮捕容疑は20年5月~21年1月ごろ、許可を受けていないのに、出資金の元本を保証して配当金を支払うと約束し、会社役員の男性(66)ら広島県内の50~60代の5人から10回にわたり、計6億7千万円を預かったというもの。県警はほかにも関与した人物がいるとみて調べている。

 

県警によると、出資した5人は安土容疑者の税理士事務所の顧客という。

 

 

出資法違反容疑で4人逮捕 元本保証うたい集金 広島県警

令和4年11月9日
時事ドットコム - 引用

 

元本保証をうたって資金を集めたとして、広島県警生活環境課などは9日、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で、無職武田(39)=福岡市中央区、税理士安土(74)=広島市中区=両容疑者ら4人を逮捕した。

 

同課は認否を明らかにしていない。

 

同課は武田容疑者らが20都府県の約240人から総額約40億円を集めた可能性があるとみて調べている。

 

逮捕容疑は2020年5月~21年1月ごろ、元本保証や配当の支払いを約束した上で、広島県内に住む男女計5人から計6億7000万円を集めた疑い。

 

 

元本保証うたい多額集金か 税理士ら4人逮捕、広島県警 出資法違反疑い

令和4年11月9日
中国新聞デジタル - 引用

 

投資名目で元本保証などをうたい多額の現金を集めたとして、広島県警生活環境課と佐伯署の合同捜査本部は9日、福岡市中央区赤坂、無職武田(39)と広島市中区東、税理士安土(74)ら4容疑者を出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで逮捕した。捜査本部は、武田容疑者らが20都府県の約240人から約40億円を集めていたとみている。

 

他に逮捕されたのは、福岡市博多区、会社員永沼(32)▽広島市佐伯区、アルバイト柏原(30)―の2容疑者。

 

逮捕容疑は、4人は共謀し2020年5月~21年1月、会社役員男性(66)たち広島県内の50、60代の男女5人に元本保証と配当金の支払いを約束し、10回にわたって現金計6億7千万円を集めた疑い。捜査本部は他にも関与が疑われる人物が数人いるとして、認否を明らかにしていない。

 

捜査本部によると、出資者の5人は安土容疑者の税理士事務所の顧客で、出資額は1人当たり3億2千万~1千万円。4容疑者は仕事などを通じて知り合い、出資者へ株式運用で配当金を渡す約束をしていたという。

 

捜査本部は、武田容疑者がトレーダーをうたう主犯で、安土、永沼、柏原の3容疑者が顧客の勧誘や配当の説明などを担っていたとみている。集金した約40億円のうち、広島県内だけで20年2月~22年1月に出資者約30人から約14億円を集めたとみられるという。

 

 

出資法違反疑い税理士ら4人逮捕 全国で40億円集金か

令和4年11月9日
共同通信 - 引用

 

広島県警は9日、投資を持ちかけ不正に6億7千万円を集めたとして、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで、広島市中区の税理士安土容疑者(74)や福岡市中央区の無職武田容疑者(39)ら男4人を逮捕した。県警は裏付けた6億7千万円以外にも、投資家を名乗る武田容疑者が20都府県の約240人から総額40億円を集めていたとみて調べる。

 

逮捕容疑は、2020年5月~21年1月、広島県内の男性会社役員(66)ら5人に、元本保証の株式投資話を持ちかけ、無許可で6億7千万円を集金した疑い。生活環境課によると、5人は安土容疑者の顧客という。

 

 

 


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