無料専用フリーダイヤル
0120-048-700
受付時間 8:00~20:00 土・日・祝も受付
無料相談フリーダイヤル 0120-048-700
令和6年1月29日
FNNプライムオンライン - 引用
高配当をうたい、出資金をだまし取った罪などに問われた投資コンサルティング会社の社長に実刑判決が出された。
「フリッチクエスト」の社長・森野被告(39)は、「月4%の配当」をうたって出資者からおよそ1億円をだまし取った罪や、178人の被害者から集めた現金6億8,900万円をマネーロンダリング(資金洗浄)した罪などに問われている。
東京地裁は、判決で「出資金を投資などに運用していた事実はなく、配当は新たな出資金を使って自転車操業的に配分した」と指摘した。
そのうえで、「破綻することを理解していたと認められ、被害額は多額で非難を免れない」として、森野被告に懲役7年、罰金300万円、会社と連帯して追徴金6億8,900万円を言い渡した。
令和6年1月29日
産経新聞 - 引用
インド洋の島国セーシェルの会社で出資金を運用すれば高配当が得られるとうたい、出資者から現金を詐取したとして、詐欺や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われた投資コンサルタント会社「FRich Quest(フリッチクエスト)」(東京)社長の森野被告(39)に東京地裁は29日、懲役7年、罰金300万円(求刑懲役8年、罰金300万円)の判決を言い渡した。法人としての同社は求刑通り罰金300万円、また両者に連帯して6億8900万円を追徴した。
蛯原意裁判官は判決理由で、同社における投資運用の事実はなく、配当は新たな出資金を原資として自転車操業的に配分していたと指摘。被告は運用事業が破綻することを理解していたとし「無責任な姿勢は厳しい非難を免れない」と述べた。
令和5年6月2日
読売新聞 - 引用
「高配当を得られる」などと甘い言葉で投資を勧誘された若者が、詐欺被害やトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいる。借金をし、自己破産に追い込まれる人もいる。警察に摘発された投資詐欺事件の被害者に話を聞くと、若者を狙う詐欺集団の手口が浮かび上がった。
億単位で足りない
「今の給料だけでは、君の人生にかかるお金をまかなうことはできないよ。億単位で足りない」。埼玉県の会社員男性(27)は2019年10月、知人の紹介で知り合った外資系保険会社員の男にそう言われた。
男性は当時、社会人2年目で、金融機関で働いていたが、営業ノルマを達成できず職場にもなじめなかった。年収は手取りで約300万円。「投資や副業をやってみたいと考えながら、何も行動できていなかった」と振り返る。
「投資で稼いだ金で高級腕時計を毎月買い替えている」「年収は1000万円を軽く超える」。男の言葉は魅力的だった。海外の投資事情など自分の知らない世界を広げてくれる存在で、「先生」と慕うようになった。
月36万円「配当」
まもなくして「先生」から紹介されたのが、投資コンサルティング会社「フリッチクエスト」(東京)への投資だった。海外で資金を運用するとして、「月利4%で元本も7割保証される」と勧誘された。
社員に会ったのは同年12月。「手元に資金がない」と明かすと、「結婚資金」名目で消費者金融約10社から金を借りるよう指南された。言われた通り計1000万円を借りて、フリッチ社の本社に持参した。手数料100万円を差し引いた900万円を投資した。
翌月から毎月、フリッチ社が会員をもてなすために開く「おもてなし会」を訪れ、「配当」として月36万円を現金で受け取った。手元に少しだけお金を残し、残りを消費者金融の返済に回した。「全額を返済した後は、不労所得になる」と期待した。
借金だけ残る
だが、投資から約2年たった昨年1月に突然、メールで配当停止を告げられた。「先生」に連絡して状況を尋ねたが、「大丈夫だよ」などと、のらりくらりとかわされた。消費者金融への借金は約600万円残っており、月十数万円を返済しながらの生活が苦しくて、男性は今年2月に自己破産を決めた。
男性は学生時代の友人ら4人に「先生」を紹介しており、全員が同様に借金をしてフリッチ社に投資していた。うち2人が同様に返済に行き詰まり、自己破産を余儀なくされた。
今年2月、警視庁がフリッチ社社長の森野被告(38)(詐欺罪などで起訴)と同社幹部らを詐欺容疑で逮捕した。同社は16年以降、約3300人から約200億円を集めたとされ、投資した人の約6割が20~30歳代だったという。
男性は取材に「いま思えば、そんな甘い話があるわけないとわかるが、当時は『先生』の言葉を信じていた。バカなことをしてしまった」と悔やんだ。
勧誘事件3倍に…暗号資産、トラブル顕著
野村総合研究所の「生活者1万人アンケート」によると、投資をしている人の割合は2018年に17.6%だったが、21年には21.1%に増えた。特に若者の増加幅が大きく、25~29歳は6.5%から17.9%に、30歳代も13.5%から19.1%に上昇した。
警察庁のまとめでも、うそのもうけ話などで投資を募る「利殖勧誘事件」を巡って昨年1年間に警察に相談を寄せた10~20歳代は410人に上り、17年(124人)の3倍以上に増加した。最近は暗号資産関連のトラブルが目立ち、大阪府警が5月に摘発した暗号資産を巡るマルチ商法事件でも、被害者の多くが大学生などの若者だった。
若者文化に詳しいトレンド評論家の牛窪恵さんは「SNSを通じ、投資に成功した人の情報に触れる機会が増え、自分も投資しなければと焦りを抱える人が多い」と分析し、「投資をするなら『周りがやっているから』ではなく、自分の意思で慎重に決めることが大切だ」と話している。
令和5年4月18日
テレビ朝日 - 引用
若者を中心に被害が200億円に上るとみられ、投資会社の社長ら8人が逮捕された大型投資詐欺事件で、社長が投資目的でだまし取った金を貸付金と装っていたなどとして再逮捕されました。
フリッチクエストの社長・森野容疑者(38)はおととし10月から去年1月までの間、男女178人から投資運用目的でだまし取った現金およそ7億円を別の資産運用会社の貸付金と装った疑いが持たれています。
法人についても書類送検されました。
警視庁によりますと、会社などに残っていた現金およそ5億円が押収されていて、被害者に返金する方向で関係機関と調整中だということです。
森野容疑者は「仮装などはしていない」と容疑を否認しています。
令和5年4月18日
FNNプライムオンライン - 引用
セーシェル諸島への投資をうたう巨額詐欺事件で、コンサルタント会社の社長が、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで再逮捕された。
フリッチクエスト社長の森野容疑者(38)は、海外の資産運用会社に貸し付けたように装い、178人の被害者から集めた現金、およそ6億9,000万円をマネーロンダリングした疑いが持たれている。
「フリッチクエスト」は、出資者からあわせて200億円を集めたとされているが、2022年の家宅捜索で会社から押収されたのは、5億円余りにとどまっている。
今回が3回目の再逮捕で、森野容疑者は調べに対して、容疑を否認しているという。
令和5年4月18日
NHK - 引用
海外ファンドへの投資をかたって金をだまし取ったとして逮捕・起訴された東京のコンサルティング会社の社長が、顧客にファンドへの貸付を装って契約させていたとして組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕されました。
警視庁は会社の事務所などから5億円余りの現金を押収し、金の流れを詳しく調べています。警視庁の調べに対し容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、東京のコンサルティング会社「FRich Quest」の社長、森野容疑者(38)です。
警視庁によりますと、社長は海外のヘッジファンドへの投資をかたって178人から6億8000万円余りをだまし取ろうとした際に、ファンドへの貸付を装って契約させていたとして組織犯罪処罰法違反の疑いがもたれています。
警視庁の調べに対し容疑を否認しているということです。
社長らは、20代から30代の若い世代を中心におよそ200億円を集めていたとみられていて、警視庁はこれまでに会社の事務所などから5億2000万円余りの現金を押収したということです。
押収された現金が犯罪収益とされた場合は検察庁に没収され、顧客に返される可能性があるということです。
警視庁は、引き続き、金の流れを詳しく調べています。
令和5年4月18日
朝日新聞デジタル - 引用
貸付金だと偽って投資を募ったとして、警視庁は、投資関連会社「フリッチクエスト」(FQ)代表の森野容疑者(38)=詐欺罪などで起訴=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の仮装)容疑で再逮捕し、18日発表した。法人としての同社も同じ容疑で同日書類送検した。
生活経済課によると、森野容疑者とFQ社は2021年10月~22年1月、実際は海外にある資産運用会社への投資名目で顧客178人から計6億8900万円を集めていたのに、この会社と貸借契約を結ばせることで同社への貸付金だと名目を仮装した疑いがある。森野容疑者は「仮装はしていない」と容疑を否認しているという。
同課は、FQ社が実体のない資産運用会社への投資名目で全国の3千人超から計200億円超を不正に集めたとみて、昨年1月に同社や関係先19カ所を家宅捜索し、現金計5億2500万円を押収。これらの現金がいずれも今回の容疑と同様に取引名目を仮装して得たものとして、同法に基づいて被害者救済に充てる手続きを進めたい考えだ。
森野容疑者は、20~50代の男女9人に月利4%の配当金を長期にわたって受け取れるとするうその投資話を持ちかけ、現金計約1億円をだまし取った疑いで逮捕・起訴されていた。
令和5年4月18日
TBS - 引用
実体のない投資話をもちかけ、出資者から金をだまし取ったとして逮捕された会社社長が、警視庁に再逮捕されました。
警視庁に再逮捕された「FRich Quest」社長・森野容疑者(38)は、男女178人から海外の投資運用会社への出資金として、6億8900万円をだまし取っていましたが、会社に対してカネを貸しているように装って、契約していた疑いがもたれています。
森野容疑者は容疑を否認していますが、警視庁が関係先などから押収した5億2500万円は今後、裁判で有罪が確定すれば、東京地検から被害者に返金されるということです。
森野容疑者は男女9人からあわせて1億円以上をだまし取ったなどとして、2度逮捕・起訴されています。
令和5年4月18日
日テレNEWS - 引用
架空の投資話で200億円以上を集めたとみられる投資コンサルティング会社の社長が再逮捕されました。
警視庁によりますと、「FRich Quest」の社長・森野容疑者は2021年から去年、実体のない資産運用会社への出資金名目でだましとった6億8900万円について、被害者から資産運用会社への貸付金であると装った疑いがもたれています。
被害者と資産運用会社との間に金銭消費貸借契約を結ばせることで、実際にはだましとった金を貸付金と偽っていたということです。
森野容疑者は調べに対し、容疑を否認しているということです。
令和5年3月8日
共同通信 - 引用
投資コンサルタント会社「フリッチクエスト」の社長らが詐欺などの疑いで逮捕された事件で、警視庁は8日、無登録で出資を勧誘したとして、金融商品取引法違反の疑いで法人としての同社を書類送検した。
令和5年3月8日
テレビ朝日 - 引用
若者を中心に被害が200億円に上るとみられ、社長ら8人が逮捕された大型投資詐欺事件で、警視庁は運営会社の「フリッチクエスト」を書類送検しました。
フリッチクエストの社長森野容疑者(38)ら8人はおととし、無許可で嘘の投資話を持ち掛けて男女5人に出資を募り、現金4700万円をだまし取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、8日、法人としてのフリッチクエストを金融商品取引法違反の疑いで書類送検しました。
無許可で嘘の投資話を持ち掛け、男女9人に営業実態のない海外の会社への投資を募っていたということです。
警視庁はすでに数億円を押収していて、残る不明金の行方や全容解明の捜査を進めています。
令和5年3月8日
日テレNEWS - 引用
投資コンサルティング会社「FRich Quest」の社長の男らが架空の投資話を持ちかけ、およそ3400人から200億円以上を集めたとみられる投資詐欺事件で、警視庁は8日、金融商品取引法違反の疑いで法人としての「FRich Quest」を書類送検しました。
警視庁によりますと、書類送検された法人としての「FRich Quest」は、2021年10月から12月、国の登録を受けてないのに「海外の資産運用会社に出資すれば月利4%の配当がもらえる」などと架空の投資話を持ちかけ、男女9人に出資を募った疑いがもたれています。
この事件をめぐっては、社長の森野容疑者ら8人が詐欺と金融商品取引法違反の疑いで逮捕され、本社など関係先から現金数億円が押収されています。
警視庁は、「FRich Quest」が20代から30代の若者を中心に全国の約3400人から200億円以上を集めたとみて調べています。
令和5年3月2日
産経新聞 - 引用
投資コンサル会社「フリッチクエスト」(東京都新宿区)が噓の投資話で出資者から金をだまし取った事件で、警視庁生活経済課は金融商品取引法違反(無登録営業)と詐欺の疑いで社長の森野容疑者(38)ら男女8人を再逮捕した。法人としてのフリッチ社も、近く金商法違反容疑で書類送検する方針。
逮捕容疑は、令和3年10~12月、無登録にもかかわらず、20~50代の男女9人に投資の勧誘をしたなどとしている。フリッチ社はアフリカの資産運用会社に金を預けて運用すれば、月利4%の高利率で配当を得られるとうたい、出資者を集めていたが、資産運用会社は実体がなく運用もされていなかった。
生活経済課によると、森野容疑者は平成28年から始めたと説明。「月利5%を超えると出資者に『会社が金を持って逃げる』と思われる。3%は他社がやっている。間をとって月利4%にした」などと供述しているという。
生活経済課は、フリッチ社が噓の投資話で約3300人から計200億円を集めたとみている。
森野容疑者や元社員ら男女8人は、20~50代の男女4人から出資名目で計5680万円を受け取ったとして、2月8日、詐欺の疑いで逮捕されていた。
令和5年3月2日
共同通信 - 引用
投資コンサルタント会社「FRich Quest(フリッチクエスト)」(東京)を巡る詐欺事件で、出資者5人から計4700万円をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は2日までに、詐欺と金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、フリッチ社社長の森野容疑者(38)=東京都千代田区=ら8人を再逮捕した。
生活経済課によると、森野容疑者らは2016~22年、インド洋の島国セーシェルにある会社で出資金を運用すれば高配当が得られるとうたい、約3300人から計約200億円を詐取したとみられる。月4%の配当をうたい、資金がない人に消費者金融から借りるよう促していた。
令和5年3月2日
日テレNEWS - 引用
投資コンサル会社の男ら8人が架空の投資話で200億円以上を集めたとみられる事件で、警視庁は8人を再逮捕しました。
警視庁によりますと、「FRich Quest」の社長・森野容疑者ら8人は2021年から去年、国の登録を受けずに架空の投資話で出資を募り、5人から現金4700万円をだましとった疑いがもたれています。
森野容疑者は勧誘を担当する社員について「火星」「土星」「冥王星」などと売り上げに応じてランクをつけ、実績を上げた社員に海外旅行などをプレゼントしていました。
警視庁は、社員にボーナスを与えることで被害が拡大していったとみて調べています。
令和5年3月2日
朝日新聞デジタル - 引用
うその投資話で出資金をだまし取ったとして、警視庁は、投資関連会社「フリッチクエスト」(FQ)代表、森野容疑者(38)ら男女8人を詐欺と金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで再逮捕し、2日発表した。法人としての同社も同法違反容疑で近く書類送検する方針。同社の関係先から現金計数億円を押収しており、事件との関連を調べている。
生活経済課によると、8人は2021年10~12月、内閣総理大臣の登録を受けないまま、月利4%の配当金を受け取れるとするうその海外法人への投資話を持ちかけ、20~40代の男女5人から出資金や手数料の名目で現金計4700万円を詐取した疑いがある。同課は8人の認否を明らかにしていない。
FQは出資金のうち3割を手数料として受け取り、そのうちの3割を「紹介金」として出資者を紹介した人物に支払うシステムで出資者を広く募集。持ち合わせのない客には「借り入れは全て当社でサポートする。配当を返済に回せば早期に完済できる」などと告げて消費者金融などで出資金を調達させ、16年3月~22年1月に若者を中心に全国の3378人から計200億円超を集めていた、と同課はみている。
8人は、別の出資者4人に対する詐欺容疑で2月8日に逮捕されていた。
令和5年3月2日
NHK - 引用
海外ファンドへの投資をかたって金をだまし取ったとして逮捕された、東京のコンサルティング会社の社長ら8人が、詐欺などの疑いで再逮捕されました。警視庁は、会社の事務所などから数億円の現金を押収していて、詳しい金の流れなどについて捜査しています。
再逮捕されたのは、東京のコンサルティング会社「FRich Quest」の社長、森野容疑者(38)と会社の従業員ら8人です。
警視庁によりますと、社長らは「海外のヘッジファンドに投資すれば、毎月4%の配当を受け取れる」などとかたり、東京や神奈川などの20代から40代の5人から、出資金の名目で合わせて4700万円をだまし取ったとして、詐欺などの疑いが持たれています。
警視庁は、8人の認否を明らかにしていません。
社長らは、20代から30代の若い世代を中心に、およそ200億円を集めていたとみられていますが、警視庁が会社の事務所などを捜索したところ、合わせて数億円の現金が見つかり押収していたことが、警視庁への取材で新たに分かりました。
また、集めた金のうち、およそ90億円は配当として客に配り、残りの一部は社長がマンションの購入費などに充てていたとみられるほか、数十億円については使途が分かっていないということです。
警視庁は、詳しい金の流れなどについて捜査しています。
無料相談フリーダイヤル 0120-048-700
令和5年2月15日
朝日新聞デジタル - 引用
うその投資話を持ちかけて客から出資金をだまし取ったとされる投資関連会社「フリッチクエスト」(東京都新宿区)が、出資金の手持ちがない顧客に消費者金融などから借り入れするよう指南していたことがわかった。こうした手口で、同社は主に若者から計約200億円を集めていたと警視庁はみている。
フリッチクエストの代表森野容疑者(38)ら男女8人は、詐欺容疑で警視庁に逮捕された。逮捕容疑は、出資者4人にうその海外法人への投資話を持ちかけ、出資金や手数料の名目で現金5680万円を詐取したというものだ。
捜査関係者によると、同社は2016年3月~22年1月に約3300人から同様の手口で約200億円を集めていた。顧客は若者が多く、資金がない場合には消費者金融や銀行などから調達することを提案。生活費や冠婚葬祭費名目で借り入れするよう指南していたという。
顧客に対しては、契約時に「途中で解約しても、出資金の7割は返金できる」などと説明していたが、返金を受けられないケースが多くあるとされる。顧客だった関東在住の男性(24)は、知人に誘われて消費者金融を7社ほど回って出資金として460万円を用意。配当金をほとんど得ることができず、自己破産したという。
令和5年2月14日
テレビ朝日 - 引用
架空投資事業で若者を中心に200億円の被害があるとみられる大規模詐欺事件で、逮捕された社長らが「ネバーランド計画」と称し、ホテルやカジノを建設しようとしていたことがわかりました。
投資会社「フリッチクエスト」社長の森野容疑者(38)ら8人は、うその投資話で男性ら4人からおよそ5700万円をだまし取った疑いがもたれています。
全国およそ3300人から200億円ほどを集めていたとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、森野容疑者らは集めた金およそ8000万円で無人島を購入していたことがわかりました。
「ネバーランド計画」と称し、ホテルやカジノを建設しようとしていたということです。
また、島への移動手段としておよそ4000万円のクルーズ船も購入していました。
令和5年2月14日
日テレNEWS - 引用
投資コンサル会社「FRich Quest」をめぐる投資詐欺事件で、逮捕された男らが集めた金で購入した無人島にリゾート施設をつくろうとしていたことが分かりました。社内では「ネバーランド計画」と呼ばれていたということです。周囲に壮大な夢を語っていた社長の男。13日夜、知人女性に話を聞きました。
2020年に投稿されたYouTube動画内で「ファイナンスから世界を変える!」と宣言していた投資コンサル会社「FRich Quest」の社長、森野容疑者(38)。詐欺の疑いで社員ら7人とともに逮捕されました。警視庁は13日、森野容疑者の自宅に家宅捜索に入りました。
「月利4パーセントの配当が出る」などとうたい、20代から30代の顧客を中心に全国の3000人以上から約200億円を集めたとみられています。
この投資コンサル会社は出資者向けに、著名人やお笑い芸人をゲストに呼ぶ「おもてなし会」を月1回開催していました。そこで森野容疑者は「内面を成熟させていかないと、本当の自由と豊かさっていうのは手に入らないと思っています」とスピーチしていました。
多額の出資金で手に入れようとしたものは、“無人島のリゾート施設”でした。イメージはマイケル・ジャクソンが所有していた「ネバーランド」で、社内での呼び名は「ネバーランド計画」。無人島には、ホテルやカジノなどを建設する計画だったといいます。
森野容疑者らは2021年、約8000万円で無人島を購入。さらに、行き来するためのクルーズ船も購入していたといいます。
周囲に壮大な夢を語っていた森野容疑者。13日夜、知人女性が証言しました。
森野容疑者の知人
「『無人島は行きたい』みたいなことは言ってましたね。当時から夢を語るというのは、かなりありました」
――例えばどのような夢?
森野容疑者の知人
「『芸能人の誰々と食事したい』とか。あとは物欲ですね、かばんとか住む場所。お金で買えるような夢は、結構言ってました」
「遊ぶ時は、めちゃくちゃ遊びますね。自分のやりたいと思ったことにはお金を惜しまずに。お金の自慢はあったかなと思います。『いくら稼いだ』とか『これ、いくらで買ったんだ』とか」
森野容疑者は金への執着が強かったといいます。
森野容疑者らは顧客に対し、出資金の投資先は「海外の会社」だと説明していたといいます。その会社の場所は、日本から遠く離れたインド洋の島国「セーシェル共和国」。しかし、一部の容疑者は「社員旅行でセーシェル共和国の会社に行ったら、実際にはアパートのような建物があるだけで、看板も何もなかった」と供述しているといいます。
警視庁は、森野容疑者らが会社の実体がないと認識しながら、出資金を集め続けていたとみて捜査しています。
(2月13日放送『news zero』より)
令和5年2月13日
テレビ朝日 - 引用
架空の投資事業で現金をだまし取ったとして警視庁に逮捕された投資会社の社長らが、出資者に虚偽の理由で借り入れをさせていたことがわかりました。
警視庁はきょう、投資会社の「フリッチクエスト」社長の森野容疑者(38)の自宅を詐欺容疑で家宅捜索しました。
森野社長ら8人は、うその投資話で30代の男性ら4人からおよそ5700万円をだまし取った疑いがもたれています。
捜査関係者への取材で、森野容疑者らが出資者に「1年で返済できるので大きな出資をした方がいい」と誘い、用途が追及されづらい「冠婚葬祭目的」などで金融機関から借り入れさせていたことがわかりました。
出資者の多くは若者で、11の金融機関で借り入れをした人ら全国およそ3300人から200億円を集めたとみられています。
令和5年2月13日
日テレNEWS - 引用
投資コンサル会社「FRich Quest」をめぐる投資詐欺事件で、逮捕された男らが集めた金で購入した無人島にリゾート施設をつくろうとしていたことがわかりました。社内では「ネバーランド計画」と呼ばれていたということです。
「FRich Quest」をめぐる投資詐欺事件で警視庁は13日、社長の森野容疑者の自宅に家宅捜索に入りました。
森野容疑者らは、架空の投資話でおよそ200億円を集めたとみられていますが、捜査関係者への取材で森野容疑者らが、集めた金で購入した無人島に、リゾート施設の建設を計画していたことがわかりました。
人気歌手マイケル・ジャクソンさんが所有していた施設をイメージし、社内では「ネバーランド計画」と呼ばれていたということです。
警視庁は、集めた金の多くが私的に使われていたとみて調べています。
令和5年2月10日
毎日新聞 - 引用
投資コンサルティング会社「FRich Quest(フリッチクエスト)」(東京都新宿区)による詐欺事件をめぐり、同社社長の森野容疑者(38)らは、出資者から集めた資金を流用し、無人島を買い付けてリゾート施設を建設する構想を持っていたことが捜査関係者への取材で判明した。同社内では「ネバーランド計画」と呼ばれていたという。
森野容疑者らは、実態のない海外の会社が運用する投資ファンドへの出資を名目に現金を集めてだまし取っていたとして詐欺容疑で逮捕された。警視庁は、同社が2016年4月から6年間で約200億円を集めたとみている。
捜査関係者によると、森野容疑者は集めた資金の一部を使って21年4月ごろ、約8000万円で国内の無人島を購入。さらに、無人島に行くためのクルーズ船も買っていた。森野容疑者らはその無人島にリゾート施設を作る構想を計画。米人気歌手だった故マイケル・ジャクソンさんがカリフォルニア州に所有していた自宅兼遊戯施設「ネバーランド」をイメージしたもので、計画の名前もそこから取ったという。
森野容疑者らは他にも集めた資金を海外への社員旅行のほか、高級国産車の購入など私的に使っていたとみられる。
警視庁は、同社が無人島を購入した約半年後には集めた出資金を会員への配当に回す「自転車操業」に陥っていたとみて調べている。
令和5年2月10日
テレビ朝日 - 引用
架空の投資事業で現金をだまし取ったとして投資会社の社長ら8人が逮捕された事件で、集めた現金200億円はすべて社長に渡っていたことが分かりました。
投資会社の「フリッチクエスト」社長の森野容疑者(38)ら8人は、嘘の投資話で宮城県の30代の男性ら4人から出資名目でおよそ5700万円をだまし取った疑いが持たれています。
その後の捜査関係者への取材で、集めた現金200億円はすべて森野容疑者に渡っていたことが分かりました。
当初は出資者を集めるために配当金を渡していましたが、その一方で、国内の無人島やクルーズ船を購入するなど、数億円を遊興費として使っていたということです。
警視庁は詳しい実態を調べています。
令和5年2月9日
時事ドットコム - 引用
月利4%の高配当をうたい、実態のない会社への投資名目で金を集めてだまし取ったとして、警視庁生活経済課は9日までに、詐欺の疑いで、投資コンサルティング会社「フリッチクエスト」の社長森野容疑者(38)=東京都千代田区=ら8人を逮捕した。
同課は認否を明らかにしていない。
顧客や社内の連絡手段には、秘匿性の高いアプリ「シグナル」を使っていた。同課は2016年3月~22年1月、約3300人から約200億円を集めたとみて調べる。
逮捕容疑は21年10月~22年1月ごろ、うその投資話を持ち掛け、20~50代の男女4人から計5680万円をだまし取った疑い。
同課によると、フリッチ社は、インド洋の島国セーシェルにある会社に投資をすれば、月利4%の配当が得られるとうたってSNSなどで顧客を勧誘。「楽して稼げる」と宣伝し、投資した人の約6割は20~30代だった。1000万円程度を投資する人が多く、投資額の1~3割をコンサルタント料名目で得ていた。
投資資金のない若者らには消費者金融を紹介していた。「使途は生活資金」などと説明するように指南した上で、多額の借り入れをさせるため、信用情報が共有されないように1日に複数の金融機関を回らせていた。
令和5年2月9日
NHK - 引用
「海外のファンドに投資すれば毎月4%の配当を受け取れる」などとうたった架空の投資話で金を集めていたとして、東京のコンサルティング会社の社長ら8人が詐欺の疑いで逮捕されました。
警視庁は20代から30代の若い世代を中心におよそ200億円を集めていたとみて全容の解明を進める方針です。
逮捕されたのは東京のコンサルティング会社「FRich Quest」の社長、森野容疑者(38)と会社の従業員などあわせて8人です。
警視庁によりますと社長らは「インド洋の島国セーシェルにあるヘッジファンドに投資すれば毎月4%の配当を受け取れる」などとうたって、おととし10月ごろから去年1月ごろまでの間に埼玉県の20代の男性など4人から出資金の名目であわせて5680万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
社長らは、勧誘の際に「資金は全額ヘッジファンドに送金し、運用する。3割をFXなどに投資して積極運用をするが、残りの7割は国債や保険商品など保全運用をするのでこの部分は途中解約でも必ず返金する」などと説明していたということです。
ところが、警視庁の調べで、実際には、資金はファンドに送られていなかったことが分かったということです。
警視庁は社長らが20代から30代の若い世代を中心に全国の3000人余りからおよそ200億円を集めていたとみて、全容の解明を進める方針です。
警視庁は8人の認否を明らかにしていません。
「FRich Quest」に1000万円余りを預けたという関東地方の30代の男性がNHKの取材に応じました。
男性は3年ほど前に知り合いからこの会社を紹介されたということで、「当時は『老後2000万円問題』が話題になっていて、不安にかられていた。元本の7割は必ず保証すると説明され、安心して出資を決めた」と話しました。
当初は毎月、配当として現金を受け取っていたということですが、去年1月ごろ、突然、会社側から「当局から指導を受けて業務が行えない状況となった」というメールが届き、その後、配当が止まったということです。
男性は「会社に電話してもつながらず、オフィスを訪ねるともぬけの殻になっていた。自分も未熟だったが、だまされたと感じている。お金は返してほしい」と話していました。
警視庁によりますと、この会社は、2016年の設立から強制捜査が入った去年1月までの6年ほどの間におよそ3300人から金を集めていたということです。
このうち20代がおよそ1000人、30代がおよそ900人で、20代と30代の若い世代が全体の3分の2ほどを占めているということです。
捜査関係者によりますと、客の一部を「スクール生」などと呼んで新たな客の勧誘も担わせていたということで、投資に関するイベントやSNSなどを通じて若い世代を中心に拡大させていたとみられるということです。
警視庁によりますと、社長らは、知人の紹介や異業種交流会、それに、SNSで知り合った人などに勧誘していたということです。
その際、「資金は全額インド洋のセーシェルにあるヘッジファンドに送金し、運用する」としたうえで、「出資金は1年満期で解約すれば全額が返金される。途中で解約した場合でも7割は返ってくる」などと説明していたということです。
客には日本語訳のない2種類の英文の書類に署名させ、ファンドとの間で契約を結んだように装っていたということです。
一方で、このほかに契約について記したパンフレットなどはなく、社員どうしや出資者とのやり取りは一定の時間が過ぎると自動的にメッセージが消える秘匿性の高い通信アプリで行われていたということです。
警視庁は勧誘の内容などの記録を残さないことで出資者とのトラブルを避ける狙いがあったとみて調べています。
「FRich Quest」は森野社長が2016年に設立した会社で、すでに閉鎖されている会社のホームページでは「資産形成のコンサルティング会社で、顧客の自由と豊かさを形成し、守るためのサービスを行っている」などと紹介していました。
森野社長は雑誌やラジオ番組に登場し、若手経営者としての自身の活動についてアピールしていました。
このうちおととし3月16日に発行された週刊誌「ニューズウィーク日本版」には森野社長のインタビュー記事が掲載され、新たに立ち上げた不動産会社のことなどについて話していました。
令和5年2月9日
産経新聞 - 引用
月利4%の高利率で金を運用できるとうたい、若者らから集めた現金を海外カジノなどにつぎ込んでいたなどとして、警視庁は、詐欺の疑いで、投資運営会社「フリッチクエスト」の社長、森野容疑者(38)ら男女8人を逮捕した。捜査関係者への取材で9日、分かった。被害は20~30代を中心に全国約3300人に上り、被害総額は約200億円に上るとみられている。
捜査関係者によると、フリッチクエスト社は、アフリカの会社に投資業務を委託していると説明。コンサル料を除いた出資金の3割は為替運用し、残る7割は国債といった安全な金融商品に投資などするとして勧誘していた。平成28年3月ごろから投資を募っていたとされる。
「月利4%」「必ずもうかる」などと、うたっていたが、実際に委託先の会社はペーパーカンパニーで、集めた現金は暗号資産の投資や海外カジノにつぎ込まれていた。
一方、配当は毎月26日に「おもてなし会」と称する会合で一部出資者に現金を手渡しする形で行われていたが、自転車操業状態で令和3年12月を最後に完全に滞っていた。出資者の3分の2は20~30代の若者。出資も現金で行われていたが警視庁は、こうした現金でのやりとりは、足がつかないようにする工作だとみている。
また、平均出資額は約700万円に上るとみられているが、若者らは勧誘員らの指南で銀行や消費者金融などで借りて工面していたという。融資を受ける際には生活費や冠婚葬祭名目にすると噓を言うのにも指南していた。
警視庁生活経済課が情報提供を受け、4年1月にフリッチクエスト社の家宅捜索を実施し、捜査を進めていたという。
令和5年2月9日
毎日新聞 - 引用
投資ファンドへの出資を装い現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は9日、東京都新宿区の投資コンサルティング会社「FRich Quest(フリッチクエスト)」社長の森野容疑者(38)や、同社社員ら計8人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。同課は2016年4月~22年1月ごろに全国の約3300人から約200億円を集めていたとみている。
捜査関係者らによると、同社は「1口100万円から投資可能」「毎月4%の配当が入る」などとうたって現金を集め、「(インド洋の)セーシェル諸島にある合同会社が運用している」「3割をFX(外国為替証拠金取引)、7割を安心な国債などに投資している」などと出資した会員に説明していた。しかし、実際は集めた金を別の会員の「配当」に回す「自転車操業」状態だったとみられる。社員旅行の費用や、森野容疑者の無計画な私的投資に使っていた疑いもあるという。
逮捕容疑は21年10月~22年1月ごろ、海外の資産運用会社が分散投資をしているなどと偽り、宮城県の30代男性ら4人から計5680万円を集めてだまし取ったとしている。同課は認否を明らかにしていない。
出資者のうち20~30代が6割を占めており、元手のない出資者には消費者金融や銀行から借金をさせていた。会員を呼んで毎月開いたイベントでは、お笑い芸人をゲストに呼んだり、クルーズ船を貸し切りにしたりして信用させ、さらに出資を募っていたという。
社員と会員のやりとりはメッセージを消せる匿名性の高い通信アプリ「シグナル」を使用していた。会員への配当金は手渡しでしており、証拠が残らないようにしていたとみられる。
同社は22年1月から配当の支払いを停止。会員らには「警察の捜査が入り資金も差し押さえられたため配当ができない」などと説明していた。
◇手元には借金だけ 返済に追われる若者
「出資金がないなら消費者金融で借りればいい。元本保証だから大丈夫」。コンサルティング会社「FRich Quest(フリッチクエスト)」(東京都新宿区)の社員はそう強調したという。その言葉を信じた多くの人が今、借金返済に追われている。
起業を目指していた東京都の無職男性(27)は2018年12月、若者が集うビジネス交流会で出会った人物を通じて同社を知った。その後、同社の関係者から出資を勧められ「配当を元手にすればビジネスの助けにもなる。これまで一度も配当が止まったことはない」と聞かされた。何度か話を聞くうちに興味が湧いた。
当時は社会人2年目で投資に回せる余裕はなかった。社員にそう伝えると、消費者金融から借り入れるよう提案された。14社を回り、計約500万円を借金することになった。
借り入れた全額を社員に預けると、なぜか約90万円を「コンサル料」と称して回収された。それまで借り入れる際の名目や金額などは、通信アプリを通じて社員から細かく指示されていたが、そのやり取りをすべて消去するよう言われた。
19年6月から毎月15万円の配当が入ったものの、すべて借金の利子などの返済に消え、利益にはならなかった。22年1月以降は配当が止まり、手元には約400万円の借金だけが残った。借金返済の不安などからうつ病になり、仕事も退職せざるを得なくなった。手元の財産はわずかで、自己破産も考えているという。
警視庁生活経済課は、詐欺容疑で逮捕した同社社長の森野容疑者(38)らが社員に対し、借り入れさせてでも会員から出資金を集めるように指示していたとみている。
男性は「いま思えば金融の知識がなかったのに、長年続いているビジネスだからなどと言われて信頼してしまった」と振り返る。そして「今は借金を返すので精いっぱい。だまされたお金を返すためだけに働き続けると思うと、ただただ悔しい」と言葉を絞り出した。
無料相談フリーダイヤル 0120-048-700