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(投資被害 警視庁)通信大手の会社の元部長ら3人逮捕 架空の投資話で12億円詐取容疑

元部長らに実刑 架空事業巡る投資詐欺―東京地裁

令和6年9月6日
時事ドットコム - 引用

 

通信大手(東京)の事業への投資を装い13億円超をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた同社の元部長A(48)、元課長B(43)両被告の判決が6日、東京地裁であった。江口和伸裁判長はA被告に懲役7年(求刑懲役10年)、B被告に懲役2年6月(同懲役4年)を言い渡した。

 

江口裁判長は、A被告らは同社の会議室で虚偽の資料を駆使して被害者をだましており、「極めて計画的で悪質だ」と非難。手口の巧妙さや結果の重大さに加え、被害回復が一部にとどまっていることから、いずれも実刑が相当だと判断した。

 

その上で、A被告については資料の準備や虚偽の説明を主導し、重要な役割を果たしたと指摘した。

 

判決によると、A、B両被告らは2021年12月~22年3月、本社の会議室で会社経営者の30代男性ら3人に架空の投資話を持ち掛け、計13億2500万円を詐取した。

 

 

元部長ら実刑 事業装い13億円詐取した罪

令和6年9月6日
日本経済新聞 - 引用

 

東京地裁は6日、通信大手の会社(東京)の事業を装い、うその投資話を持ちかけて現金13億円以上をだまし取ったとして詐欺罪に問われた同社の元デジタルトランスフォーメーション統括部長、A被告(48)に懲役7年(求刑懲役10年)、同社元課長のB被告(43)に懲役2年6月(同懲役4年)の判決を言い渡した。

 

江口和伸裁判長は「同社の実際の会議室で非常によく作り込まれた虚偽の説明資料を駆使するなど極めて計画的かつ巧妙で、悪質というほかない」と指摘した。

 

判決によると、2人は2022年1〜3月、会社経営の男性ら3人に対し、同社の事業に融資すれば配当金を上乗せして返金するなどとうそを言い、計13億2500万円を振り込ませるなどした。〔共同〕

 

 

元部長らを追送検 1億円詐取容疑で、捜査終了

令和6年1月12日
共同通信 - 引用

 

通信大手の会社(東京)の店頭システム更新事業を装った投資詐欺事件で、警視庁捜査2課は12日までに、同様の手口で他の男性からも現金1億円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同社元デジタルトランスフォーメーション統括部長の男(48)=詐欺罪で起訴=や風俗店従業員の男(41)=同=ら3人を追送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 

立件額は計13億2500万円となり、捜査2課は同社の架空事業を巡る詐欺事件の捜査を終えた。捜査関係者によると、警視庁は風俗店従業員の男(41)の別の投資トラブルを巡って関係者から相談を受けており経緯を調べている。

 

 

投資家を巧みにだました数々の舞台回し 通信大手会社の元部長ら詐欺事件 背景に副業の業績悪化か

令和5年12月3日
産経新聞 - 引用

 

通信大手会社の事業をかたり現金計約12億円をだまし取ったとして、元部長ら3人が警視庁に2回にわたり逮捕された巨額詐欺事件。元部長は投資家を募る場所に本社(東京都)の会議室を用いた以外にも、投資家を巧妙に欺く数々の舞台回し役を担ってきたことが、捜査関係者への取材で明らかになってきた。捜査2課は元部長らが役割分担しながら会社の名前を最大限悪用したとみている。

 

「配当20%を保証」

 

「出資してくれれば配当20%を保証する」
詐欺容疑で逮捕された大手通信会社の元部長のA男(48)は令和3年12月~4年8月ごろ、同社本社の会議室で複数回にわたって行われた「説明会」で、こう熱弁をふるった。犯行当時、A容疑者は同社のデジタルトランスフォーメーション統括部長。部下だったB男(42)も同席した。

 

説明会の場で元部長は、同社が携帯電話ショップなど約3500店舗で使用するシステムの入れ替えがあるとする架空の事業を紹介。自身が「総責任者」だと強調した上で、事業は副業で経営する会社が請け負うとし、代金が支払われるまでの「つなぎ融資」を呼び掛けた。

 

参加者には「極秘の事業」として説明会の内容を口外しないよう、秘密保持に関する誓約書にサインをさせた。パワーポイントで作成された資料には、同社のロゴもあしらわれていたという。架空事業の信憑性を高める一方、事件の発覚を遅らせる工作だったとみられる。

 

こうした説明会は20回以上行われ、参加者は少なくとも40人以上に上った。このうち会社経営の30代男性が12億円、中国籍の30代男性が2500万円を拠出したが、配当金が支払われることはなかった。

 

「部長本人が本社で説明していることで信用してしまったのだろう」。捜査関係者はこう推量する。

 

資金繰り悪化で加担か

 

一方、捜査2課は、事件で主導的立場を担ったのは、ホストのC男(41)だったとみている。

 

ホストのC男は事件当時、アパレル会社の社長を務め、芸能界を含め幅広い人脈を持っていたという。ホストの男と元部長は共通の知人を介して知り合い、ホストの男が「集客」、元部長と部下だった男は「舞台」や「資料」の用意と説明役を担当。説明会の場でもホストの男が司会を務め、簡単な説明の後に元部長、部下だった男が説明に移る形だったという。

 

なぜ大企業の部長がホストの男の下で動いたのか。捜査関係者は「(元部長は)カネに困っていたようだ」と話す。

 

法人登記などによると、元部長が副業で経営していたITコンサルは平成19年に設立。人工知能(AI)を使った文字の自動読み取りサービスなどを展開していたが、取引先の一つが令和3年秋に破産すると資金繰りが一気に悪化したという。本社の会議室を舞台とした「説明会」が始まったのは、それから間もない3年末だった。

 

ただ、詐取金の大半はホストの男の借金返済や生活費に消え、元部長にわたったのは一部とみられる。

 

事件は昨年10月、同社が外部からの指摘を受けたことで発覚。元部長らが同社の聞き取り調査に犯行を認めたため、同月中に懲戒解雇処分となった。架空事業に少なくとも3人が出資していたことが明らかになっているが、警視庁はほかにも被害者がいる可能性も視野に捜査を進める。

 

 

通信大手会社 元部長らを再逮捕 システム更新装い2500万円詐取か

令和5年11月28日
毎日新聞 - 引用

 

通信大手(東京都)のシステム更新事業を装った架空投資事件で、警視庁捜査2課は28日、同社の元統括部長のA男(48)=東京都=ら男性3人を詐欺容疑で再逮捕した。

 

他に再逮捕されたのは、元課長のB男(42)=兵庫県、風俗店従業員のC男(41)=東京都=の両容疑者。

 

3人の再逮捕容疑は2021年12月~22年1月ごろ、通信大手の店頭システムの更新事業を装って「資金が足りず、投資家から募集したい」「30%配当する」などと虚偽の投資話を持ちかけ、会社経営者の30代男性から2500万円をだまし取ったとしている。捜査2課はいずれの認否も明らかにしていない。

 

捜査2課によると、元部長らは21年12月以降、本社の会議室で架空の事業の説明会を計20回開き、資料に同社のロゴを入れるなどして投資家を信用させていたという。詐取金は、元部長が副業で経営するIT企業の借り入れ返済などに充てていたとみられる。

 

3人は同様の投資話で、別の男性から12億円を詐取した疑いで逮捕されていた。

 

 

通信大手会社の元統括部長ら3人再逮捕 会社経営者から2500万円詐取か

令和5年11月28日
日テレNEWS - 引用

 

通信大手会社の元統括部長ら3人が逮捕された“投資詐欺”事件で、警視庁は、3人が会社経営者から2500万円をだまし取ったとして再逮捕しました。

 

通信大手会社の元統括部長の男やホストの男ら3人は、会社経営者の男性に、会社が発注する新しいシステム開発を装い、配当30%をうたったウソの投資話を持ちかけて2500万円をだまし取った疑いがもたれています。

 

3人は説明会を本社で開き、信用させていたということで、その説明会は20回以上、少なくとも40人が参加していたということです。

 

警視庁は、ほかにも被害にあった人がいるとみて調べています。

 

 

通信大手の会社 元部長ら詐欺事件 芸能人の名前を出して勧誘か

令和5年11月19日
NHK - 引用

 

通信大手の会社の元部長らが架空の事業で投資を募り、12億円をだまし取ったとして逮捕された事件で、事件を主導したとされるアパレル会社の元社長は、交流があるという芸能人の名前を出して勧誘を行っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警視庁は、会社の企業ブランドや芸能人の交友関係を背景に信じ込ませたとみて調べています。

 

通信大手の会社の元部長のA男(47)と元課長のB男(42)、それにアパレル会社の元社長のC男(41)の3人は、去年、会社経営者の男性に対し、通信大手の会社の架空の事業をかたって投資を募り現金12億円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されました。

 

これまでの調べで、投資を募る説明会は本社の高層階の会議室で20回以上行われ、会社のロゴが入ったうそのプレゼン資料を示していたことがわかっています。

 

事件を主導したのはアパレル会社の元社長とみられ、説明会にも同席したうえで「自分はアパレル会社の社長で、芸能界を中心に事業を展開している」などと自己紹介し、交流があるというお笑いタレントや歌手の名前を出していたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

 

元部長は会社経営者の男性に対し、機密性の高い事業だとして「秘密保持契約」を結ぶよう求めていたということで、警視庁は会社の企業ブランドや芸能人の交友関係を背景に、巧みに信じ込ませたとみて詳しいいきさつを調べています。

 

捜査で判明した巧妙な手口は

 

通信大手の会社の元部長らが自社の「一大プロジェクト」への投資だとうそをついて12億円をだまし取った今回の事件。

 

これまでの捜査で巧妙な手口が明らかになってきました。

 

事件の舞台になったのは、東京の本社にある会議室でした。

 

投資家向けの説明会として東京湾が臨める高層階の会議室に集められたのは、会社経営者などおよそ20人。

 

いずれもアパレル会社の社長だった男が自身の人脈を使って集めました。

 

会議室に現れた部長だった男と課長だった男。

 

アパレル会社の元社長も同席していました。

 

元部長が会社のロゴが入ったプレゼン資料を配り、大型モニターに示したプロジェクト名は「全チャネル統一ナレッジ管理システムプロジェクト」。

 

「全国に3500ある会社の店舗のシステムを改修する一大プロジェクトで、発注額は96億円。私がその責任者だ」と伝えました。

 

会社では副業が認められていて、元部長はこのプロジェクトを自分が経営する会社が受注するとコンプライアンス上問題があるため、元課長が経営するITコンサルに受注させたと説明したうえで、「実質的には自分の会社が事業を行う。発注側の決裁権もあるし、受注側でもあるので確実な投資だ」などと持ちかけたということです。

 

そして「96億円は後から支払われるがベンダーに18億円を支払う必要があり、6億円は自分たちで用意した。12億円足りないのでつなぎ融資をしてくれる投資家を探している。配当は20%だ」とメリットを強調していました。

 

一方、このとき、元部長は機密性の高い事業だとして「秘密保持契約」を結ぶよう求め、説明会後のやりとりは秘匿性の高い通信アプリを使うよう依頼していました。

 

捜査関係者によりますと発覚を遅らせるねらいもあったとみられています。

 

こうした説明を信用した会社経営者の30代の男性が12億円を振り込みましたが、約束の期限になっても配当は支払われず、元部長らに問い合わせると「開発したシステムに不具合が見つかり、返済が遅れる」と説明を受け、その後、連絡が取れなくなったということです。

 

投資を募る説明会は20回以上行われ、警視庁が把握しているだけで男性を含めて3人が出資し、被害総額はおよそ13億円に上るとみられています。

 

アパレル会社の元社長と元部長は知人を介して数年前に知り合いました。

 

元部長が副業で経営していたITコンサルの会社は数億円の負債を抱えていたということで、警視庁は、借金返済のためにアパレル会社の元社長の詐欺の計画に加担したとみています。

 

警視庁の捜査幹部は「会社の企業ブランドを最大限利用し、精巧な舞台装置でだました悪質な事件だ」と話しています。

 

勧誘された男性「詐欺とはみじんも思わなかった」

 

アパレル会社元社長と5年以上のつきあいがあり、通信大手会社の架空の事業に投資を持ちかけられた別の会社経営者の男性がNHKの取材に応じました。

 

男性がアパレル会社の元社長から誘いを受けたのはおととし12月ごろでした。

 

「知り合いに通信大手会社の統括部長がいる」と言われ、本社の会議室で当時、部長だった男と課長だった男を紹介されプレゼン資料を使って事業の説明を受けたといいます。

 

男性は、「統括部長が来て、すごい立場の人が出てきたと思ったし、本社の会議室で説明を受けたので、詐欺とはみじんも思いませんでした。資料は40~50ページあり、しっかり作られていて、『こういう事業があるんだ』と思いました」と話しました。

 

事業の内容は元部長ら社員2人で説明を行い、アパレル会社の元社長は「説明を受けたらすごい事業だとわかるでしょ」などと言って「あおり役」のような形で参加していたということです。

 

アパレル会社の元社長が芸能人とつながりを持っているのを売りにしていたことも大きいといい、「六本木の飲み会とかには、しょっちゅう芸能人が来ているのを見ました。芸能人の写真を実際に見せながら話して人脈をアピールしながら人脈を作っていく。もともと明るい性格で、人の懐に飛び込むのがうまい」と話していました。

 

そして男性はこの事業に関連して20%ほどの利益が得られるという約束で、アパレル会社の元社長におよそ4000万円を渡したということです。

 

男性は「質問したことに対して、隙なく回答してくるので、疑う余地はなかった。通信大手会社に対してお金を出すわけではなく、アパレル会社の元社長に預ければうまくやりますよと言われ、任せるという感じで4000万くらい渡した。20%付けると言っていた」と話しました。

 

しかし約束の金が支払われないと抗議すると、取り繕うような説明をされその後、連絡が取れなくなったといい、「いろいろと不測の事態が続いているという説明でした。通信大手会社が後ろ盾としているから、心配していませんでしたが、返すと言った日に連絡が取れなくなったのでそこでだまされたと気付きました」と振り返りました。

 

男性によりますと、アパレル会社の元社長は今回と同じような手口で出資を求めてきたことが何度もあり、過去には不動産投資やFX取引、自身で経営するアパレルブランドの事業拡大に関連したもうけ話などを持ちかけられ、これまでに支払った金は1億円近くに上るということです。

 

男性は「お金を返してくれるなら返してほしいですが、使ってしまってないということなら、待っていてもしょうがないなという気持ちです」と話していました。

 

 

システム開発を装い12億円“投資詐欺” 通信大手会社の元部長ら男3人を逮捕 警視庁

令和5年11月8日
日テレNEWS NNN - 引用

 

通信大手会社の元部長ら3人が会社の新しいシステムの開発を装ってウソの投資をもちかけ、会社経営者の男性から12億円をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。

 

詐欺の疑いで逮捕されたのは、ホストの男と通信大手会社の元部長の男、元課長の男の3人です。3人は去年、会社経営者の男性に会社が発注する新しいシステムの開発を装い、配当20%をうたったウソの投資話を持ちかけて、あわせて12億円をだまし取った疑いがもたれています。

 

当時、会社の部長と課長だった元部長と元課長は、東京の通信大手会社、本社で、男性に、実在しないシステム開発の企画書を提示するなどして信じ込ませたということです。

 

このウソの投資案件に3900万円を出資したという今回の被害者とは別の男性は、日本テレビの取材に──。

 

出資したという男性
「社内で90何億の社内のシステムを入れ替えるプロジェクトがありますと。初期のシステムを作るお金が必要になってくるから、12億円預けてほしいと」

 

警視庁は、ほかにも被害者がいるとみて全容解明を進めています。

 

 

 


該当する方は早めに専門家へ相談してください。
専門でないと、
「あきらめなさい」
「どうせ取り返せない」などと言われます。

 

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