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スマホ使った詐欺急増「そんなにうまい話ではない」偽の著名人アカウントなどで投資話を持ちかけられた3人約2000万円詐取される【高知】

令和6年2月13日
テレビ高知 － 引用

著名人や投資家のうそのアカウントを使って投資話を持ちかけ、高知県内に住む40代から60代の男女3人が総額でおよそ2000万円をだまし取られました。高知県警は「スマホを使った詐欺が増えている。そんなにうまい話はない」と注意を呼びかけています。

高知県警によりますと去年12月、高知市に住む60代の男性がインターネットを利用中、「投資勉強会」などと記された広告表示をタップしたところ、投資などに詳しい著名人のSNSアカウントが表示されました。男性がそのアカウントを登録すると、その著名人を「先生」と呼ぶ株式投資の学習グループに招待され、その中で「金の値段が高騰していて、確実に利益を得ることができる」などと金取引をすすめられました。「先生」のアシスタントを名乗る人物が代理人となり、取引に応じた男性は、指定された口座に2回に分けて1000万円を送金し、だまし取られたということです。

また高知市に住む40代の女性は、同じような手口で去年11月から今年1月までの間に、「株の勉強を始めませんか」と書かれた広告をタップしたところ投資家のSNSアカウントが紹介され、投資話などでおよそ965万円をだまし取られたほか、香南市に住む60代の女性も有名実業家を名乗るうそのアカウントに投資話を持ちかけられ、およそ108万円をだまし取られています。

高知県警によりますと、県内ではこのところ金融商品詐欺が相次いでいて、今年の特殊詐欺被害額は8409万3650円とすでに去年の被害額6581万円を超えています。県警は「スマホを使った詐欺が増えている。そんなにうまい話はない」と注意を呼びかけています。

ウソの投資話 約1000万円だまし取られる被害3件相次ぐ

令和6年2月13日
NHK － 引用

投資に詳しい著名人などを名乗った人物からウソの投資話を持ちかけられ、およそ1000万円をだまし取られる被害が県内で相次いでいます。警察は詐欺事件として捜査するとともにSNSで勧められても安易に投資しないよう注意を呼びかけています。

県警察本部によりますと、県内ではインターネットの広告を見た利用者が投資の情報を教えるSNSのグループに誘導されたあと、ウソの投資を持ちかけられ現金をだまし取られる被害が3件相次ぎました。

このうち、高知市に住む60代の男性は去年12月、スマートフォンで投資勉強会などと書かれた広告を開いたところ、投資に詳しい著名人が株式投資を教えるという、SNSのグループに入るよう誘導されました。

やり取りの中で金の取り引きを勧められ、著名人のアシスタントを名乗る人物に投資の資金として合わせて1000万円を振り込みましたがその後、投資詐欺の被害に遭ったことに気づいたということです。

また、高知市の40代の女性も、去年11月、同じような手口で合わせて965万円をだまし取られ、みずから投資家の名前を検索し、詐欺の被害に気づいたということです。

このほか、香南市の60代の女性は、「少ない資金で投資してもうけます」などとうたう広告を通じて、有名実業家を名乗る人物が投資の知識を共有するSNSグループに誘導され、およそ108万円をだまし取られたということです。

警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSで勧められても安易に投資しないよう注意を呼びかけています。