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令和6年8月14日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録でFX投資を仲介したとしてシンガポールに本社を置く「スカイプレミアム」の幹部4人が有罪判決を受けた事件で、福岡県警が別の幹部の男(51)に対する逮捕状を取ったことが14日、分かりました。
捜査関係者によりますと、金融商品取引法違反の疑いで逮捕状が出ているのはスカイプレミアムインターナショナルで財務関連の責任者を務めている男(51)です。
スカイプレミアムを巡っては2019年から2021年にかけて福岡や広島などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介したとして、福岡地裁が7月、幹部4人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しています。
裁判の中で検察側は、スカイプレミアムが全国の2万人以上から約1200億円を集めたと指摘しました。
集めた資金の使途は今も分かっていないということで、警察は逮捕状を取った幹部の男が資金の流れを知っている可能性があるとみています。
男は海外に潜伏しているとみられ、警察が行方を捜査しています。
令和6年8月14日
九州朝日放送 - 引用
無登録でFX投資を募りシンガポールの会社が1200億円以上を集めたとされる事件をめぐり、福岡県警が、経営幹部の男の逮捕状を取ったことがわかりました。
警察によりますと、「スカイプレミアムインターナショナル」最高財務責任者だった男(51)は、金融商品取引法上の登録を受けずにFX投資取引を仲介した疑いがもたれています。
男は会社の会計を担当しカネの流れを把握していたとみられ、警察は、1200億円もの巨額の資金を集めたとされる事件の全容を知る重要人物とみています。
警察はまた、男が現在国外に潜伏しているとみて、逮捕状を取って行方を追っています。
この事件をめぐっては、最高経営責任者の男(45)ら幹部4人に対し、執行猶予付きの判決が言い渡されています。
令和6年8月14日
RKB毎日放送 - 引用
無登録でFX投資を勧誘したとされる「スカイプレミアム」の幹部4人が先月、有罪判決を受けた事件で、主犯格の1人で国外に潜伏中とみられる最高財務責任者の男(51)について、福岡県警が金融商品取引法違反(無登録違反)の疑いで逮捕状が取ったことが分かりました。
不明の1200億円あまり資金の流れ把握か
捜査関係者によりますと、男は幹部4人と共謀し、国の登録を受けずにFX投資を募った疑いが持たれています。
警察は今年2月、2019年から2021年にかけて、福岡など国内の男女6人に対し、国の登録を受けずにFX投資契約を結ばせたとして、幹部4人を逮捕。
その後の公判で、執行猶予付きの有罪判決が下されていました。
一方、無登録でのFX投資で募った1200億円あまりの行方が依然として不明なままでした。
警察は、最高財務責任者を務める男が資金の流れを把握していたとみて、行方を追っています。
現在、県警は男が国外に潜伏中とみていて、外務省に旅券の返納を求める手続きを進めています。
命令が出た場合、返納期限を過ぎると旅券が失効するため、男は渡航先で不法滞在の状態になる見通しです。
令和6年7月16日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとして、金融商品取引法違反(無登録営業)に問われたシンガポールの会社「スカイプレミアムインターナショナル」の幹部ら4人の判決が16日、福岡地裁であった。武田夕子裁判官は「極めて大規模で、悪質な行為」として、最高経営責任者だった斎藤被告(45)に懲役3年、執行猶予5年、罰金500万円(求刑・懲役3年、罰金500万円)を言い渡した。
他の3人には、いずれも懲役1年6月、執行猶予3年、罰金500万円(求刑・いずれも懲役1年6月、罰金500万円)を言い渡した。
判決によると、斎藤被告らは2019年12月~21年6月、千葉、大分、広島、兵庫、大阪の各府県内で男女6人に無登録でFX投資を勧め、無料通信アプリを使って海外の業者と投資契約を結ばせた。
令和6年7月16日
NHK - 引用
日本で投資の勧誘をしていたシンガポールの会社の幹部4人が無登録で投資に関する業務をしていたとして、金融商品取引法違反の罪に問われた裁判で、福岡地方裁判所は4人に対しいずれも執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
日本の投資家に海外投資商品の勧誘などをしていたシンガポールの会社「SKYPREMIUMINTERNATIONAL」最高経営責任者の齋藤被告(45)や日本国内の責任者水島被告(60)ら4人は男女6人に対し、無登録で投資に関する契約を仲介したとして、金融商品取引法違反の罪に問われていました。
16日の判決で福岡地方裁判所の武田夕子裁判官は「組織化された多数の営業員により、一般の投資知識のない人を対象にして、大規模に行われた極めて危険で悪質な犯行だ」と指摘しました。
その上で、最高責任者の齋藤被告に対して「最終的な意思決定を行う立場でその存在は犯行に必要不可欠だった」として、懲役3年、執行猶予5年と罰金500万円の判決を言い渡しました。
また、水島被告ら幹部3人に対しては、「それぞれ100名を超える営業員を統括し、月額2000万円ほどの報酬を得ていて、責任はいずれも重大だ」として懲役1年6か月、執行猶予3年と罰金500万円の判決を言い渡しました。
令和6年7月16日
TVQ九州放送 - 引用
無登録でFXの投資勧誘をした罪に問われた、「スカイプレミアム」の幹部の男らに対し、福岡地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
金融商品取引法違反の罪に問われたのは「スカイプレミアム」の最高経営責任者・斎藤被告ら4人です。斎藤被告らは2019年から2021年にかけ、無登録で、FX投資を勧誘するなど、2万2000人から1200億円余りを集めたとされています。
16日の判決で福岡地裁の武田夕子裁判官は「危険で悪質な犯行。無責任極まりない」として斎藤被告を懲役3年および罰金500万円、執行猶予5年とするなど4人に有罪判決を言い渡しました。
令和6年7月16日
RKB毎日放送 - 引用
無登録でFXの投資勧誘をしたとされる「スカイプレミアム」の最高経営責任者ら4人の裁判で、福岡地裁は16日、4人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
■福岡地裁「投資家の財産を危険にさらす極めて悪質な犯行」
「スカイプレミアム」の最高経営責任者・斎藤被告ら4人は2019年から2021年にかけ無登録でFX取引の投資勧誘を行ったとして金融商品取引法違反の罪に問われていました。
これまでの裁判で4人はいずれも起訴内容を認め、検察側は、「およそ2万2000人から1200億円あまりを集めた」などと主張していました。
16日、福岡地裁の武田夕子裁判官は、「極めて大規模に行われた無登録の金融商品取引業の一環」と指摘。
そのうえで「投資家の財産を危険にさらす極めて悪質な犯行」などとして、最高経営責任者の斎藤被告に懲役3年・執行猶予5年、ほかの幹部3人に対しても執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
令和6年7月16日
毎日新聞 - 引用
国に登録せずに、シンガポールが拠点の「スカイプレミアムインターナショナル」社で外国為替証拠金取引(FX)への投資を仲介したとして、金融商品取引法違反(無登録営業)に問われた同社の当時の最高経営責任者(CEO)、斎藤被告(45)=東京都中央区=に対し、福岡地裁は16日、懲役3年、執行猶予5年、罰金500万円(求刑・懲役3年、罰金500万円)の判決を言い渡した。武田夕子裁判官は「大規模に行われた無登録取引であり、極めて危険で悪質な犯行」と述べた。
地裁は斎藤被告の他に、同社の幹部だった水島(60)▽高瀬(53)▽田中(42)――の3被告に対しても、それぞれ懲役1年6月、執行猶予3年、罰金500万円(求刑・懲役1年6月、罰金500万円)の判決を言い渡した。
検察側は公判で、同社が約2万2000人から約1221億円を集めたと主張していた。判決は、斎藤被告らが組織化された多数の営業員を使い、投資知識のない人たちを勧誘する際に「FXは安全で高利」などと説明させていたと指摘。しかし実際は安全性を十分に調べず、多くの投資者が預けた資金を出金できなくなる事態を招いたとし「無責任極まりない。営業活動を管理していた被告らは強く非難されるべきだ」と断じた。
判決によると、斎藤被告は同社幹部らと共謀。金融商品取引業の登録を受けずに2019年12月~21年6月、SNS(ネット交流サービス)のアプリなどを使い、男女6人に対し、シンガポールのFX取引業者との契約を仲介した。
令和6年7月16日
FBS福岡放送 - 引用
国の登録を受けずにFX投資の契約を結ばせたなどの罪に問われている投資助言会社の幹部4人の裁判です。福岡地方裁判所は幹部らに、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、投資助言会社「スカイプレミアム」の最高経営責任者、斎藤被告(45)と幹部の水島被告(60)、高瀬被告(53)、田中被告(42)の合わせて4人です。
判決によりますと、4人は2019年から2021年にかけて大分県などで男女6人に対し、必要な国の登録を受けずにFX取引の勧誘をし、契約を結ばせました。
16日、福岡地裁の武田夕子裁判官は「一般の投資知識のない人を対象に極めて大規模に行われた無登録の金融商品取引で、極めて危険で悪質」と指摘する一方、「一部の投資者とは和解が成立している」として、斎藤被告に懲役3年・執行猶予5年、幹部3人に懲役1年6か月・執行猶予3年、それぞれに罰金500万円の判決を言い渡しました。
令和6年7月16日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録でFX投資を仲介した罪に問われたスカイプレミアムの幹部4人に対し、福岡地裁は16日、それぞれ執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのはスカイプレミアムインターナショナルの幹部・斎藤被告(45)や水島被告(60)ら4人です。
判決によりますと4人は2019年から2021年にかけて、福岡や広島などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介しました。
16日の判決公判で武田夕子裁判官は「投資家保護という法の趣旨に照らし、極めて危険で悪質な犯行」と断罪しました。
その上で、当時最高責任者だった斎藤被告には「手法を構築するなど責任は非常に重大」と指摘し、懲役3年・執行猶予5年、また水島被告ら幹部3人にもそれぞれ執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
スカイプレミアムを巡っては、公判の中で検察側が全国の2万人以上から約1220億円を集めたと指摘していました。
令和6年7月16日
産経新聞 - 引用
投資助言会社の最高経営責任者(CEO)の立場で、国に登録せず外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘したとして、金融商品取引法違反罪に問われた斎藤被告(45)に、福岡地裁は16日、懲役3年、執行猶予5年、罰金500万円(求刑懲役3年、罰金500万円)の判決を言い渡した。検察側は、投資助言会社が約2万2千人から約1220億円を集めたと指摘していた。
武田夕子裁判官は判決理由で、投資助言会社を設立して契約を媒介する手法を構築した上、投資者の会費から多額の報酬を得ており責任は非常に重大だと指摘した。
判決によると、シンガポールに設立した会社「スカイプレミアムインターナショナル」の幹部らと共謀し、2019年12月~21年6月、交流サイト(SNS)のアプリなどを使い、6人に対し、投資運用業者との契約を仲介した。
同罪で起訴された幹部3人にも、執行猶予付きの懲役刑と罰金500万円の判決を言い渡した。
令和6年7月16日
KBC九州朝日放送 - 引用
検察は2万人以上から1200億円あまりを集めたと指摘していました。無登録でFX投資取引を仲介した罪に問われた”スカイ社”の幹部ら4人について、福岡地裁は16日執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、「スカイ プレミアム インターナショナル」の最高経営責任者・齋藤被告(45)と、幹部の水島被告(60)・高瀬被告(53)・田中被告(42)は共謀して、無登録にも関わらずFX投資取引を仲介した金融商品取引法違反の罪に問われていました。
5月の初公判で4人は起訴内容を認め、検察側は、冒頭陳述で「全国で2万人以上から1200億円あまりを集めた」などと規模の大きさを指摘していました。
16日、福岡地裁で開かれた判決公判で武田夕子裁判官は、「一般の投資知識のない者を対象にして、極めて大規模に行われた無登録の金融取引業の一環であり、極めて危険で悪質な犯行」としました。
一方で「いずれも前科がなく、一部の投資者とは和解が成立している」などとし、齋藤被告に執行猶予5年がついた懲役3年・罰金500万円、ほか3人に執行猶予3年がついた懲役1年6カ月・罰金500万円の判決を言い渡しました。
令和6年6月12日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録でFX投資を仲介した罪に問われているスカイプレミアムの幹部が12日、法廷で、投資した会員らに謝罪しました。
起訴状によりますと、スカイプレミアムインターナショナルの幹部・水島被告(60)ら4人は、2019年から2021年にかけて、福岡や広島などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介したとされています。
スカイプレミアムは、全国2万人以上の会員から約1200億円以上を集めたとされていますが、12日の被告人質問で水島被告は、出金が滞っていることなどに対し「多くの方にご迷惑をおかけし申し訳ない」と謝罪しました。
一方で、水島被告は仲介を行っていた当時、「違法性の認識はなかった」と主張。
事業を始める際、周囲から「問題ない」とのアドバイスを受け、「鵜呑みにしてしまった」と述べています。
金融商品取引法違反行為に係る裁判所の禁止及び停止命令の発令について
令和6年5月30日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録でFX投資を仲介した罪に問われている会社役員ら4人の初公判が30日、福岡地裁で開かれ、4人は起訴内容を認めました。
金融商品取引法違反の罪に問われているのは、「スカイプレミアムインターナショナル」の幹部・水島被告(60)ら4人です。
起訴状などによりますと、4人は2019年から2021年にかけて、福岡県や広島県などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介したとされています。
30日、福岡地裁で開かれた初公判で、4人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で「スカイ社ではエージェントと呼ばれる勧誘員570人以上に顧客を獲得させ投資の契約を結ばせていた」「全国の約2万2000人から1220億円以上を集めた」「幹部は報酬として5億円~10億円、月平均で2000万円以上を受け取っていた」などと指摘しました。
一方、弁護側は「起訴内容に争いはない」と述べました。
令和6年5月30日
毎日新聞 - 引用
投資助言会社の最高経営責任者(CEO)の立場で、国に登録せず外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘したとして、金融商品取引法違反に問われた斎藤被告(45)は30日、福岡地裁の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、投資助言会社スカイプレミアムインターナショナルは2013年にシンガポールで設立され、21年5月までに約2万2000人から約1220億円を集めたと指摘した。
起訴状によると、幹部らと共謀し、19年12月~21年6月、SNS(ネット交流サービス)のアプリなどを使い、6人に対し、投資運用業者との契約を仲介したとしている。
この日は、同法違反で起訴された幹部3人も併せて審理され、同様に起訴内容を認めた。他に営業員5人が略式起訴された。
令和6年5月30日
FBS福岡放送 - 引用
国の登録を受けずにFX投資の契約を結ばせたなどの罪に問われている投資助言会社「スカイプレミアム」の幹部4人の初公判が30日、福岡地裁で開かれました。4人はいずれも起訴内容を認めました。
投資助言会社「スカイプレミアム」の最高経営責任者、斎藤被告(45)ら幹部4人は、2019年から2021年にかけて大分県などで男女6人に対し、必要な国の登録を受けずにFX取引の勧誘をし、契約を結ばせたとして金融商品取引法違反の罪に問われています。
30日、福岡地裁で開かれた初公判で、斎藤被告ら幹部4人はいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、4人はおよそ570人の「エージェント」と呼ばれる勧誘員たちに客と投資の契約を結ばせていたと指摘しました。
その上で、およそ2万2000人の会員から1200億円あまりを集め、斎藤被告以外の幹部ら3人は月平均2000万円以上、1人総額5億円から10億円の報酬を受け取っていたと主張しました。
令和6年5月30日
九州朝日放送 - 引用
全国で1000億円以上を集めたとされています。
無登録でFX投資取引を仲介した罪に問われている会社の幹部ら4人の初公判で、4人はいずれも起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者・齋藤被告(45)と幹部の水島被告(60)ら男4人は、国の登録を受けずにFX投資取引を仲介した罪に問われています。
初公判を前に投資した60代男性は、KBCの取材に対して、このように話していました。
「これは僕だけではなくて全国の被害者みんな詐欺にあったとしか思っていない。僕も年なので、これから先どうやって生活しようかと」男性はあわせて900万円を投資しましたが、いまだに返金されていない、といいます。
30日、福岡地裁で開かれた初公判で、4人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「全国で2万人以上から1200億円あまりを集めた」「幹部らが受け取った報酬は、5億から10億円に上る」などと指摘しました。
初公判を傍聴して、900万円を投資した男性は、「自分たちの幸せだけを追求して、被害者の人たちのことは何も考えていないのか。そういうことを思うと憤りを感じますよね。”金融商品取引法違反”だけではなく詐欺事件に進展することを願っています」と語って、福岡地裁を後にしました。
令和6年5月30日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとして、金融商品取引法違反(無登録営業)に問われたシンガポールの会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者だった被告(45)ら幹部4人の初公判が30日、福岡地裁であり、4人は「間違いありません」といずれも起訴事実を認めた。
ほかに起訴されたのはいずれも同社の役員を務めた3被告。起訴状によると、被告らは2019年12月~21年6月、千葉、大分、広島、兵庫、大阪の各府県内で男女6人に無登録でFX投資を勧め、海外の業者と投資契約を結ばせたとしている。
検察側は冒頭陳述で、13年に設立された同社では、「エージェント」と呼ばれる勧誘員がセミナーなどを通じて勧誘し、約2万2000人から約1200億円を集めたと主張した。
令和6年5月30日
RKB毎日放送 - 引用
無登録でFX=外国為替証拠金取引の投資勧誘をしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われている「スカイプレミアム」の最高経営責任者の男ら4人の初公判です。1200億円あまりを集めたとされる男らは、いずれも起訴内容を認めました。
初公判を迎えたのは、「スカイプレミアム」の最高経営責任者・斎藤被告(45)、幹部で自営業の水島被告(60)、会社役員の髙瀬被告(53)、会社役員の田中被告(41)ら4人です。
斎藤被告ら4人は、2019年から2021年にかけて、無登録でFX取引の投資勧誘をしたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
初公判で、斎藤被告らはいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「被告らは登録を受けずに、勧誘営業員と共謀して投資契約の締結を媒介し、約2万2000人から1200億円あまりを集めた」、「幹部は5~10億円と多額の報酬を得ていた」と主張。
一方、弁護側は「公訴事実については争わない」としています。
令和6年5月30日
NHK - 引用
日本で投資の勧誘をしていたシンガポールの会社の幹部4人が無登録で投資に関する業務をしていたとして、金融商品取引法違反の罪に問われている裁判の初公判が福岡地方裁判所で開かれ、4人はいずれも起訴された内容を認めました。
日本の投資家に海外投資商品の勧誘などをしていたシンガポールの会社「SKYPREMIUMINTERNATIONAL」最高経営責任者の齋籐被告(45)や日本国内の責任者水島被告(60)ら4人は男女6人に対し、無登録で投資に関する契約を仲介したとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
30日に、福岡地方裁判所で開かれた初公判で、幹部4人はいずれも「間違いありません」と起訴された内容を認めました。
検察は、冒頭陳述で「被告らは2013年に外貨を売買するFX取引で資産を運用するサービスを提供するとしていた」と会社を立ち上げたいきさつを述べたうえで、実態について「2021年までにおよそ2万2000人からおよそ1200億円のお金を集めた。齋※籐被告をトップとして、幹部3人の傘下にはそれぞれおよそ140人から235人の営業員がいて、5億円から10億円ほどを受け取っていた」と主張しました。
令和6年4月12日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとしてシンガポールの会社幹部らが摘発された事件で、福岡区検は「スカイプレミアムインターナショナル」代理店代表の5人を金融商品取引法違反(無登録営業)で福岡簡裁に略式起訴した。3月25~28日付。
起訴状によると、5人(34~64歳)はスカイ社幹部らと共謀し、2019年12月~21年6月、無登録で6人にFX投資を勧め、海外業者と契約を結ばせたとしている。
事件では代理店関係者12人が同法違反容疑で書類送検されていたが、福岡地検は11日、残る7人(38~60歳)については不起訴としたと発表した。「諸般の事情を考慮した」としている。
令和6年4月11日
FBS福岡放送 - 引用
国に登録せずFX投資を仲介したとして投資関連会社の役員らが逮捕・起訴された事件で、出資を募っていたとされる営業員5人が略式起訴されました。
略式起訴されたのは、東京都や大阪府などに住む30代から60代までの男女5人です。
5人は投資助言会社、スカイプレミアムの営業員として無登録にもかかわらず、福岡県などに住む男女6人にFX投資を勧め、海外業者と契約を結ばせた金融商品取引法違反の疑いで書類送検されていました。
一方、ほかに書類送検されていた営業員の男女7人については3月29日付けで不起訴処分となっています。検察は「諸般の事情を考慮した」としています。
スカイプレミアムを巡っては、最高経営責任者である斎藤被告ら幹部4人が金融商品取引法違反の罪で逮捕・起訴されています。
全国のおよそ2万6000人からあわせて1350億円を集めていたとみられ、警察は運用実態など事件の全容解明を進めています。
令和6年4月11日
RKB毎日放送 - 引用
スカイプレミアムの最高経営責任者らが金融商品取引法違反の疑いで逮捕された事件について、福岡地検は書類送検されていた勧誘員12人のうち7人について起訴しないことを決めました。「諸般の事情を考慮した」としています。
国の登録受けずに金融商品取引を仲介か
この事件は、スカイプレミアムの最高経営責任者ら4人が国の登録を受けずに金融商品取引を仲介した疑いで逮捕されたものです。
出資者を集める勧誘員の役割を担った「代理店」の経営者を含む30代から60代の男女12人も、金融商品取引法違反容疑で書類送検されていましたが、福岡地検はこのうち7人を3月29日付けで不起訴処分としました。
理由について福岡地検は「諸般の事情を考慮した」としています。
残りの5人については、金融商品取引法違反の罪で略式起訴されたということです。
スカイプレミアムをめぐっては、全国で約600人の勧誘員が投資を勧誘し、約2万6000人から1350億円を集めていたとみられています。
令和6年4月11日
九州朝日放送 - 引用
FX投資名目で1350億円を集めたとして会社の幹部らが逮捕・起訴された事件で、検察は書類送検されていた営業勧誘員の男女5人について略式起訴しました。
この事件を巡っては「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者・齋藤被告(45)ら幹部の男4人が、無登録にもかかわらず福岡県内住む男女などにFX投資取引を仲介したとして逮捕・起訴されています。
警察は、起訴された4人と共謀したとして34歳から64歳までの男女12人の営業勧誘員を金融商品取引法違反の疑いで3月に書類送検していました。
検察は、3月26日付で横浜市西区の会社役員の女性(47)や東京都大田区の会社役員の男性(64)などあわせて5人の営業勧誘員を略式起訴しました。
一方、他の営業勧誘員7人については3月29日付で不起訴処分としています。
福岡地検は理由について、いずれも「諸般の事情を考慮した」としています。
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令和6年3月14日
FBS福岡放送 - 引用
国に登録せずFX投資を仲介した疑いで逮捕された投資助言会社の幹部4人が、金融商品取引法違反の罪で起訴されました。また、出資を募っていたとされる営業員12人が書類送検されています。
この事件は、投資助言会社、スカイプレミアムの最高経営責任者である斎藤篤史被告ら幹部4人が、無登録にもかかわらず、福岡県の男性などに海外のFX業者との投資を仲介した疑いで逮捕されていたものです。
幹部4人は13日、金融商品取引法違反の罪で起訴されました。
また、起訴された4人と共謀したとして、出資を募っていたとされる営業員12人も13日、書類送検されています。
スカイプレミアムは全国のおよそ2万6000人からあわせて1350億円を集めていたとみられ、警察は、運用実態など事件の全容解明を進めています。
令和6年3月13日
九州朝日放送 - 引用
FX投資名目で1350億円を集めたとして会社の幹部らが逮捕・起訴された事件で、福岡県警は、営業勧誘員12人を13日、書類送検しました。
この事件では、「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者・齋藤被告(45)と幹部の水島被告(59)ら男4人が、無登録にもかかわらずFX投資取引を仲介したとされています。
警察は、押収した資料などをもとに裏付け捜査を進め、起訴された4人と共謀したとして、13日、34歳から64歳までの男女12人の営業勧誘員を金融商品取引法違反の疑いで書類送検しました。
スカイ社は、全国でおよそ2万6000人から1350億円を集めたとされていますが、金融庁の調査では、集めた金の運用が確認されていません。
警察が、詐欺容疑などでの立件も視野に、全容解明を進めています。
令和6年3月13日
RKB毎日放送 - 引用
FX投資目的で1350億円を集めたとされるスカイプレミアムの最高経営責任者ら4人が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された事件で、出資者を集めていた代理店の経営者と勧誘営業員ら12人が書類送検されました。
この事件はスカイプレミアムの最高経営責任者・斉藤容疑者ら4人が、2019年12月から1年半にわたり国の登録を受けずに金融商品取引の仲介をした疑いで逮捕されたものです。
その後の捜査で、出資者を集める役割を担った代理店の経営者と勧誘営業員ら12人についても4人と共謀した疑いが強まったとして、金商品取引法違反容疑で書類送検しました。
スカイプレミアムをめぐっては全国で500人を超える勧誘員が投資を勧誘し、およそ2万6000人から1350億円を集めていたとみられていて、警察が全容解明を進めています。
令和6年3月13日
毎日新聞 - 引用
無登録で投資を仲介したとして、シンガポールに拠点を置く「スカイプレミアムインターナショナル」社の幹部4人が金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕された事件で、4人が過去に、日本国内の別会社で同様の仲介をしていたことが関係者への取材で判明した。
スカイ社の仲介で、夫婦で計700万円投資したという東京都目黒区の男性(59)が毎日新聞の取材に応じた。脱サラして約10年前に始めた農場経営も資金難に陥り、事業を諦めざるを得なくなったという。投資した全額を失った状態の男性は「人生を壊された」と嘆く。
「ぜひ新しいことにチャレンジして」。男性によると、投資を勧誘してきたのは妻の中学時代からの親友だった。2016年10月に同社の会員になった妻は当初、投資に慎重だったが、熱心な勧めを受けて17年5月に200万円を初めて入金。30年前から夫婦ぐるみで交流があった男性も18年4月に入会し、預金のほぼ全額となる500万円を投資した。2日後には1万7000円の利益が出ていることが専用サイトに表示され、「すごい」と喜んだという。
事態が暗転したのは21年9月。同社が無登録で投資を仲介したなどとして、証券取引等監視委員会が事業停止を東京地裁に申し立てたことを報道で知った。慌てて問い合わせると、親友は「心配は無い」と強気だったというが同年12月、地裁は同社に業務禁止を命じた。
当時は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京都町田市で経営する農場への飲食店からの注文が激減していた。男性は事業継続のため「元本だけでも」と払い戻しの手続きをしたが口座への入金はなかった。最終的に継続は断念し、母親に借金して事業を清算した。
男性は現在、夜間の清掃アルバイトで生計を立てながら、同社に損害賠償を求める集団訴訟の準備を進めている。幹部4人が福岡県警に逮捕された後も、男性は親友や同社から納得のいく説明を受けていない。男性は「妻が受けた衝撃は自分よりはるかに大きい。スカイ社の幹部は正直に知っていることを話してほしい」と語る。
令和6年3月13日
FBS福岡放送 - 引用
国に登録せずFX投資を仲介したとして逮捕された投資助言会社の幹部4人が13日、金融商品取引法違反の罪で起訴されました。また、出資を募っていたとされる営業員12人が書類送検されています。
この事件は投資助言会社・スカイプレミアムの幹部4人が、無登録にもかかわらず、福岡県の男性などに海外のFX業者との投資を仲介した疑いで逮捕されたものです。
幹部4人は13日、金融商品取引法違反の罪で起訴されました。
また、起訴された4人と共謀したとして、出資を募っていたとされる営業員12人も13日、金融商品取引法違反の疑いで書類送検されています。
スカイプレミアムは、全国のおよそ2万6000人から合わせて1350億円を集めていたとみられ、警察は運用実態など事件の全容解明を進めています。
令和6年2月29日
TNCテレビ西日本 - 引用
FX投資名目で、全国の2万以上から約1350億円にのぼる投資金を集めたとされる「スカイプレミアム」の幹部の男ら4人が逮捕された。元会員女性には1円も戻ってきていない。逮捕された幹部の1人に直撃した。
スカイプレミアムの元会員女性語る
シンガポールに本社を置くスカイプレミアム。ホームページによると完全紹介の会員制をうたい、旅行やショッピングといったサブスクサービスを提供。月々の会費は50ドルと100ドルの2種類で、その会員数は2021年時点で、2万8200人とある。
福岡県警などは、スカイプレミアムの幹部の男ら4人を金融商品取引法違反の疑いで逮捕した。
警察は水島容疑者が、自身が営業統括責任者を務める会社で、ほかに逮捕された幹部3人らと全国の約2万6000人から約9年間にわたり、約1350億円の投資金を集めたとみているが、うち790億円の行方がわかっていないという。
福岡県内に住む50代の女性もスカイプレミアムのセミナーに参加した。
元会員の被害女性:
セミナーは、まあ会社の説明。シンガポールにも行ってたし、旅行みたいな感じで。シンガポールの映像が流れて、「こんなふうにゴルフしてますよ」、「こんなお買い物をして私は得しました」みたいなキラキラした映像が流れて。福利厚生サービスの会社というふうに聞くわけですよ。なかなか予約が取れないホテルを1泊予約するとか、それを割引で泊まれるとか。高級ワインとかでも、今月はこのワインですよ、そうしたら割引で買えますよみたいなのがあったりだとか…
“FX投資”へ誘い込む勧誘員
4年前に、親しい友人の紹介でスカイプレミアムの会員となった50代の女性。女性が魅力を感じたのは、ホテルやワインとはまた別のサービスだった。
元会員の被害女性:
「スカイプレミアムっていう会員に入って、それからその中のライオンっていう商品に投資するんだよ」っていうかたちを聞きました。コロナ禍で私の事業がうまくいかず、生命保険とか経営者年金とか全部おろして、もう社員のお給料払ってたんで。不安で、もう飛びつくようにライオンプレミアムを紹介してほしいって
「ライオンプレミアム」というサービスとは、FX投資による資産運用。投資金は、決済代行業者を通じて、海外の銀行口座に送金され、中南米の証券会社が運用するというものだった。
入会にあたり担当として紹介されたのが「エージェント」と呼ばれる勧誘員の女性だ。
被害女性はその勧誘員から「今、年利10%になってる」「日本人は投資に対する意識が低いんで、銀行から借りてでも入れる価値があるから」と言われたそうだ。
警察によると、スカイプレミアムをめぐる組織はピラミッド型で、今回、逮捕された4人らを頂点に別の12社の代理店が連なり、そこに500人を超える勧誘員が所属。日本全国に散らばる勧誘員たちは、各地で会員向けの投資セミナーやパーティーを開催し、「年利20~30%」「10年近い運用実績がありいつでも出金できる」とうたっていたという。
結局、この女性が夫婦で投資した金は、あわせて1750万円。毎月の運用報告では、勧誘員の説明通りの利回りとなっていて、一度も金を引き出すことはなかった。
事態急変 お金は1円も戻ってこず…
しかし、2021年9月、スカイプレミアムが「業務禁止および停止命令申し立て」をうけ、事態が急変する。
金融庁の調べで、スカイプレミアムが無登録だったことに加え、投資の運用実態もなかったことが明らかになったのだ。警察によると、投資金が中南米の証券会社の口座ではなく、香港にある別の会社の口座に送金されていたこともわかっている。
元会員の被害女性が事態を知ったのは、担当の勧誘員とのゴルフ中で勧誘員からは「あまりにスカイプレミアムがうまくいってるから、国から意地悪されてるんだよ」みたいなお話をされたそう。
その後「そういう事務手続きの会社が今度変わりましたんで、来月から着金始まりますので」と連絡が来ていたが、お金は一切入らなかったという。
結局、女性の手元には1円も戻ってこず、現在全国各地で元会員たちが損害賠償を求め、水島容疑者や勧誘員への訴訟を起こしている。
勧誘員へ電話「ちょっともう…」
被害を訴えられている勧誘員に電話してみた。
勧誘員:
(Q:金融庁の登録がなかった?)その通りですね、そういう結果が出たという認識をしております。
(Q:少なくともエージェントの皆さまは、運用はしているという認識?)あっ、そうです。皆さん変わりなくやっていると思って…私もですが
そして記者が「その中で登録が実際には…」と質問している途中で「すみません、ちょっともう…」と言い電話は切られた。
「お金は返す?」幹部の1人を直撃
スカイプレミアムは集めた金を返すつもりはあるのか。取材班は、スカイプレミアムインターナショナルで日本の営業統括責任者、水島容疑者を直撃した。
記者:
すみません、テレビ西日本報道部ですが…
スカイプレミアム・水島容疑者:
時間ないので、(質問は)書面でポストに入れといてもらっていいですか?
記者:
お金は返すつもりはある?
スカイプレミアム・水島容疑者:
返すつもりとか、取り敢えず(質問は)書面でください。僕、答えられないので。お客さんが(お金は)直接、送っているので、僕らが預かってないので、僕らの手元には当然お金が、スカイの手元にはお金がないので 記者:
お金は返ってくる?
スカイプレミアム・水島容疑者:
僕はそう思っています。自分も当然、運用しているので
捜査関係者によると逮捕された4人は「顧客のためにやった」という趣旨の話をしているということだが、警察はスカイプレミアムが組織的に投資運用を偽造していた疑いもあるとみて捜査している。
令和6年2月27日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録のFX投資仲介で、1350億円を集めたとされる会社の幹部4人が逮捕された事件で、以前、顧客を勧誘する役、「エージェント」を務めていたという男性がTNCの取材に答えました。
◆元エージェントの男性
「最初『まず5人紹介してください』『5人紹介したら、エージェントになれます』と言われた」
この男性は、以前、福岡で「スカイプレミアムインターナショナル」の会員となりその後、勧誘役のエージェントになることを決めました。
◆元エージェントの男性
「とにかく、契約件数と送金目標を立てさせられてた。『今月はいくら送金します』とか」
◆スカイプレミアム 水島容疑者(59)
「お客さんが直接(金を証券会社に)送っているので、僕らが預かってないので」
スカイプレミアムインターナショナルの幹部、水島容疑者(59)ら4人は、無登録でFX投資の取引を仲介した金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。
会員向けの福利厚生サービス会社をうたう「スカイプレミアム」。
配下の代理店に所属するエージェント、500人以上を動員し、FX投資仲介で2万人以上から1350億円を集めたとみられ、うち790億円の行方が分かっていません。
エージェントになった男性は、今回逮捕された幹部の1人から、研修でこう言葉をかけられたと言います。
◆元エージェントの男性
「『お客様を幸せに導いて、自分たちも報酬が上がって、ハッピーになれますよ』と言われた」
また、水島容疑者らが管轄する代理店の幹部からは、違法性はないとの説明を受けていました。
◆元エージェントの男性
「『投資の商品は直接売っていないので、金商法には抵触しないんですよ』と説明を受けた」
エージェントには、集めた金額に応じて毎月報酬が支払われ、トップエージェントを表彰するパーティーも開かれていたと言います。
◆元エージェントの男性
「必死になりますよね。お客様が運用している額が多ければ、得られる報酬は多いわけですから」
Q.パーティーとは?
◆元エージェントの男性
「送金の金額によって表彰されていた。『何億送金しました』とか…」
Q.会場が沸く?
◆元エージェントの男性
「そうですね、みんな拍手、トップに。稼いでいる方を見ると、自分もなれるかもしれないと思った」
しかし、男性は思うように顧客を獲得できず、数ヶ月でエージェントを辞めました。
◆元エージェントの男性
「仮面が外れたというか、結局は詐欺だったんだなって」
捜査関係者によると、エージェントの中には運用の実態を知らずに勧誘していた人もいたとみられていて、警察が事件の全容解明に向け、捜査を進めています。
令和6年2月23日
茨城新聞クロスアイ - 引用
無登録で海外業者の外国為替証拠金取引(FX)投資を勧誘したとして金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで男4人が逮捕された事件で、茨城県警など6府県の合同捜査本部が詐欺容疑での立件も視野に捜査していることが22日、捜査関係者への取材で分かった。金融庁の調査によると、投資運用の実態がなかった可能性があり、県警は資金の流れなどについて解明を進める。
逮捕されたのは、シンガポールにある投資助言会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者(CEO)の男(45)ら幹部4人。
捜査関係者によると、同社は営業員約570人を通して出資者を勧誘していたとみられ、集めた金は香港の会社名義の口座に送られていた可能性がある。
出資者は当時、専用サイトにログインして自身の運用成績を見ることができたものの、実際に運用されていたかは不明という。
県警などは、同社が全国約2万6000人から約1350億円を集めたとみており、同法違反事件では過去最大規模の金額となっている。
4人の逮捕容疑は2019年12月~21年6月、国に登録がないのに、当時28~59歳の男女6人に海外のFX業者との投資契約を仲介するなどした疑い。県警は4人の認否を明らかにしていない。
令和6年2月23日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとしてシンガポールの会社幹部4人が逮捕された金融商品取引法違反事件で、同社が全国に12の代理店を置いて勧誘員に契約数などを競わせ、実績に応じて報酬を与えていたことがわかった。勧誘員には現役の銀行員や客室乗務員がいたことも判明。福岡など6府県警の合同捜査本部は、同社が組織的に集金力を高めていたとみている。
同社は「スカイプレミアムインターナショナル」。福岡県警によると、知人らを勧誘して一定の実績を上げた会員は「エージェント」と呼ばれ、約500人が代理店に所属するなどしていた。銀行員や客室乗務員ら社会的に信用がある職業の勧誘員もいたという。
最高経営責任者の斎藤容疑者(45)の指示を受け、水島容疑者(59)ら役員3人が各代理店に営業目標を提示。契約数などを競わせ、成績上位者には高い報酬を支払い、借り切ったホテルで表彰していた。勧誘を目的とした500人規模のパーティーも東京などで定期的に開いていた。
同社は2013年の設立時から、東京地裁に業務禁止命令などを受けた21年まで活動。47都道府県の約2万6000人から、同法違反事件では過去最大規模の約1350億円を集めたとみられる。投資者は東京都が約4800人と最多で、大阪府約2500人、神奈川県約2100人と続き、都市部に集中していた。1人当たりの平均投資額は約560万円で、最高は約1億6000万円だった。
勧誘員は「高い利回り」と「長期間の安定した運用実績」に加え、「いつでも投資金を出金できる」などとPR。実際に一部には要望に応じて出金しており、捜査本部はこうした対応で信用を得て、投資者の拡大につなげたとみている。
斎藤容疑者ら4人は共謀し、19年12月~21年6月、無登録で福岡など5府県の男女6人にFX投資を勧め、海外のFX取引業者と投資契約を結ばせた疑い。福岡県警は22日、4人を同法違反(無登録営業)容疑で福岡地検に送検した。
令和6年2月22日
九州朝日放送 - 引用
FX投資名目で1350億円を集めたとされる会社の幹部らが逮捕された事件で、投資したという男性がKBCの取材に応じ、「現役の銀行員に勧誘され疑う余地が全くなかった」と当時の状況を語りました。
「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者・齋藤容疑者(45)と幹部の水島容疑者(59)ら男4人は、無登録にもかかわらずFX投資取引を仲介した疑いがもたれています。
“投資”した福岡県内に住む男性(50代)はー。
「自分のエージェントは現役の銀行員で『海外には利率30%のものも多いと副支店長も言っている』などと言って勧誘された」「投資のプロの話であり、疑う余地が全くなかった」などと話しています。
実在する銀行の社員として対応してきた女性に勧誘され5年前に2千万円を投資。
配当を受け取る前に、スカイ社が金融庁から業務禁止命令を受けるなどして、いまだ返金されていないといいます。
スカイ社は、全国でおよそ2万6000人から1350億円を集めたとされていますが、金融庁の調査では、運用が確認されていません。
警察が全容の解明を進めています。
令和6年2月22日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとして、福岡、茨城など6府県警の合同捜査本部は21日、シンガポールの会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者、斎藤容疑者(45)(東京都中央区)ら4人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。捜査本部は47都道府県の約2万6000人から約1350億円を集めたとみており、統計が残る2007年以降、同法違反事件の集金額としては最大という。
福岡県警の発表によると、他に逮捕されたのはいずれも同社役員で、水島(59)(横浜市旭区)、高瀬(53)(東京都中央区)、田中(41)(長野県軽井沢町)の3容疑者。
4人は共謀し、19年12月~21年6月、無登録で、福岡、千葉、茨城、大阪、広島各府県の男女6人(28~59歳)に対してFX投資を勧め、海外のFX取引業者と投資契約を結ばせた疑い。水島容疑者は、投資者を募る勧誘員を統括する立場だった。4人の認否は明らかにしていない。
同社のウェブサイトなどによると、同社は13年にシンガポールで設立された。会員制で、旅行やショッピングのコンシェルジュサービスの提供のほか、国の登録を受けずに金融商品「ライオンプレミアム」の投資勧誘も行い、「会員様からの完全紹介制」「一切の会員募集広告をしない」などとうたっていた。
福岡県警によると、「エージェント」と呼ばれる勧誘員約500人がセミナーなどを開いており、同社は成績が上位の勧誘員に対し、ホテル会場を借り切って表彰式を開くなどして士気を高めていた。勧誘員は「年利20~30%で、10年近い運用実績があって安定している。必要ならいつでも出金できる」などと説明していたという。県警はこうした手法で投資者を増やしていったとみている。
東京地裁は21年12月、証券取引等監視委員会の申し立てに基づき、同社などに業務の禁止及び停止命令を出していた。同社側に返金を求める民事訴訟も各地で起きている。
「金はいつでも戻せる」と聞いて…
スカイプレミアムインターナショナル側の勧誘を受けて計150万円を投資し、自ら勧誘行為も行ったという九州の50歳代女性が読売新聞の取材に応じた。女性は「元本を返してほしい」と訴えながらも、勧誘した知人らの信用を失ったことへの後悔も口にした。
女性は2020年頃、勤務先の元同僚で、同社の勧誘員だった知人女性から入会を勧められた。知人からは、会員限定でテーマパークや豪華客船のチケット、食品や食器を格安で購入できるともPRされた。
当初は「投資で利益が出るのか」と不審に思ったが、「金はいつでも手元に戻せる」と聞いて信用した。子どもの大学の学費を投資の利益で工面したいと、入会費を払って会員となった。
勧誘員希望者への説明会にも参加し、▽焦って無理に入会させない▽質問に丁寧に答える――ことが必要と指導された。勧誘員になるのに必要な実績を上げるため、21年夏に数人の知人を勧誘して3人が会員になった。しかし、同年12月、同社などに業務の禁止及び停止命令が出された。「3人とはもめたり、信用を失ったりした」という。
令和6年2月22日
FBS福岡放送 - 引用
国に登録せずFX投資の勧誘を行ったとして、投資関連会社の役員ら4人が21日、逮捕された事件です。4人が「仲介しただけ」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。
金融商品取引法違反の疑いで22日、送検されたのは、シンガポールに拠点を置く投資助言会社、スカイプレミアムの斎藤容疑者や高瀬容疑者ら4人です。
4人は、無登録にもかかわらず、福岡県の男性など6人に海外のFX業者との投資に関する契約をあっせんした疑いで、きのう逮捕されました。
スカイプレミアムは、投資家を信用させるため出金の要望には一時的に応じつつも、「もったいないですよ」などと持ちかけ、再度、入金させていたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。
警察の調べに対し4人は「犯罪にあたるとは知らなかった。仲介をしていただけ」という趣旨の供述をしているということです。
また、スカイプレミアムをめぐっては、東京地裁が3年前に無登録でFX取引の勧誘をしていたとして業務停止命令を出していて、金融庁の調査では、実際に運用された実態は確認できていないということです。
スカイプレミアムはおよそ2万6000人からあわせて1350億円を集めていたとみられ、警察は集めた金を運用していたかどうかなど事件の全容解明を進める方針です。
スカイプレミアムは1350億円もの金を集めたとみられていますが、どうやって集めたのでしょうか?
スカイプレミアムには500人を超えるエージェントと呼ばれる営業勧誘員がいて、ことば巧みに投資家を勧誘していたとみられています。
例えば「利益は20~30パーセント」「安定性のある資産運用」などと持ちかけられ、投資家は投資した金が海外のFX業者で実際に運用されていると思い込まされていました。
しかし、金融庁の調査では実際には運用されておらず、警察によりますと集められた1350億円は海外の法人口座に送金されていました。
スカイプレミアムの中には月収が3000万円に上っていた幹部もいたということで、集めた金がどう使われていたのかも調べる方針です。
令和6年2月22日
RKB毎日放送 - 引用
スカイプレミアムの最高経営責任者ら4人が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された事件。FX投資名目で約2万6000人から1350億円もの資金を集めたとされている。被害者への取材を進めると、「エージェント」と呼ばれる存在が、その手口において重要な役割を果たしていた実態が浮き彫りとなった。
実際に500万円を投資した男性…戻ってきたのは75万円
被害に遭った男性「預けたのは500万円ですね。チェコスロバキアに送金して、FXトレードで増やすと。『利益が下がった場合にはそこで止めます。だから安心です』みたいなそんな勧誘ですね」
RKBのインタビューに応じた福岡市在住の男性(55)。FX取引で資産が増えると言われ、500万円を預けた。当初は利益が出ているのをパソコンで確認できており、500万円の資金は一時619万円まで増えたという。しかし、2021年にスカイプレミアムは登録がなく、運用実態も確認出来ないとして、東京地裁から業務禁止命令を受ける。そこで預けた資金を取り戻そうとしたが…
男性「お金を返して下さいって言いました。『1人に返金するとみんなにしなきゃいけなくなるから、できません』って、断られました」
その後、窓口となっている人物から事情を説明するメールが届いたという。
男性「1日あたりの出金の上限が150件、5000万までとなっているので、会員全体からの出金申請分に対して追いついていない状況が続いていると。それで返金されたのは25万×3回」
記者Q)その後返金は? 男性「ないです。それが最後です」
結局、男性が取り戻せたのはあわせて75万円。残る425万円のほか月会費なども戻ってきていない。
事件の背景に「エージェント」の存在…その手口とは
スカイプレミアムは、「年利20%~30%の運用実績がある」などと、巧みなうたい文句で会員を集めていた。手口の中で、重要な役割を担っていたのが「エージェント」と呼ばれる仲介役の存在だ。被害者の男性は県内有数の進学校の出身で、その同窓会で知り合った後輩から2019年12月、「エージェント」を紹介され、福岡市天神の商業施設内にあるレンタルオフィスで面会したという。
男性「紹介してくれた後輩をまず信用していた。エージェントも元農林中金の社員ということだったので、信用してしまった…」
警察は、エージェントは全体で500人にのぼり、全国各地やオンラインでセミナーを開いたり、個別訪問をしたりして、投資を募っていたとみている。
790億円の行方がわからず…事件の全容解明は
警察は21日、国の登録を受けずに金融商品取引の仲介をした疑いでスカイプレミアムの最高経営責任者・斉藤容疑者(45)と自営業・水島(59)、会社役員・高瀬(53)、会社役員・田中(41)のあわせて4人を逮捕した。8年間で1350億円を集めた巨額投資勧誘事件、そのうち790億円の行方がわかっておらず、警察が実態解明を進めている。
令和6年2月22日
TNCテレビ西日本 - 引用
無登録でFX投資を仲介した疑いで会社幹部の男ら4人が逮捕された事件。
全国から集めた投資金は1350億円にのぼるとみられています。
これほどの巨額の金を一体どうやって集めたのか?
その手口に迫ります。
Q.お金を返すつもりはある?(17日)
◆スカイプレミアム 水島容疑者(59)
「返すつもりとか…とりあえず書面でください。今、答えられないので」
サングラス姿で記者の質問に応える男。
21日、金融商品取引法違反の疑いで逮捕された水島容疑者です。
警察は、水島容疑者が自身が営業統括責任者を務める会社で、他に逮捕された幹部3人らと全国の2万6000人から約9年間で1350億円の投資金を集めたとみていて、うち790億円の行方が分かっていないといいます。
国内最大級ともいわれる投資詐欺疑惑。
その手口は一体どういうものだったのでしょうか?
投資金を募っていたのは、シンガポールに本社を置く「スカイプレミアムインターナショナル」。
ホームページによると、完全紹介の会員制をうたい、旅行や買い物、ワインといったサブスクサービスを提供。
月々の会費は、50ドルと100ドルの2種類で、その会員数は2021年時点で2万8200人とあります。
◆元会員の女性
「“福利厚生サービスの会社”という風に聞くわけですよ。なかなか予約が取れないホテルを1泊予約するとか、そこに割引で泊まれるとか。ワインとかでも、今月はこのワインですよ、割引で買えますよ、みたいなのがあったりだとか」
4年前に、親しい友人の紹介でスカイプレミアムの会員となった、福岡県内に暮らす50代の女性。
彼女が魅力に感じたのは、ホテルやワインとはまた別のサービスでした。
◆福岡県内に住む元会員の女性(50代)
「(紹介者から)『スカイプレミアムという会員に入って、“ライオン”という商品に投資するんだよ』と聞いた。(コロナ禍で)生命保険とか経営者年金とか全部下ろして、お給料払っていたので、不安で、もう飛びつくように『それを紹介してほしい』と」
その「ライオンプレミアム」というサービスとは、FX投資による資産運用。
投資金は、決済代行業者を通じて海外の銀行口座に送金され、中南米の証券会社が運用するというものでした。
入会にあたり、担当として紹介されたのが「エージェント」と呼ばれる勧誘員の女性でした。
◆福岡県内に住む元会員の女性(50代)
「(エージェントからは)『いま年利が10%になっている』と『日本人は投資に対する意識が低い、銀行から借りてでも入れる価値があるから』と」
警察によると、スカイプレミアムをめぐる組織はピラミッド型で、今回逮捕された4人らを頂点に別の12社の代理店が連なり、そこに500人を超える勧誘員が所属。
日本全国に散らばる勧誘員たちは、各地で会員向けの投資セミナーやパーティーを開催していました。
そういう場所で「年利20~30%」「10年近い運用実績があり、いつでも出金できる」とうたっていたといいます。
結局、この女性が夫婦で投資した金は、合わせて1750万円。
毎月の運用報告では、勧誘員の説明通りの利回りとなっていて、一度も金を引き出すことはありませんでした。
しかし、2021年9月、事態が急変します。
『金融庁業務禁止および停止命令申し立て』
金融庁の調べで、スカイプレミアムが無登録だったことに加え、投資の運用実態もなかったことが明らかになったのです。
元会員の女性が事態を知ったのは、担当の勧誘員とのゴルフ中でした。
◆福岡県内に住む元会員の女性(50代)
「『あまりにスカイプレミアムがうまくいってるから国から意地悪されてるんだよ』みたいな話だった。(その後は)『事務手続きの会社が今度変わったので、来月から着金始まりますので』とずっと連絡が来ていた。でも一切入らない」
結局、女性の手元には1円も戻ってこず、現在、全国各地で元会員たちが損害賠償を求め、水島容疑者や勧誘員への訴訟を起こしています。
被害を訴えられている勧誘員に電話してみると…
<電話取材>
Q.金融庁の登録がなかったことについては?
◆エージェント(勧誘員)
「その通りですね、そういう結果が出たという認識をしております」
Q.エージェントも運用しているという認識?
◆エージェント(勧誘員)
「あ、そうですね。みなさん変わりなくやっていると思って…私も」
Q.その中で登録が実際…
◆エージェント(勧誘員)
「すみません、ちょっともう…」
TNCの取材班は17日、勧誘員たちを統括する立場の水島容疑者を逮捕前に直撃していました。
◆水島容疑者
「時間ないので、書面でポストに入れといてもらっていいですか?」
Q.投資金は返すつもり?
◆水島容疑者
「返すつもりとか…とりあえず書面でください。僕、答えられないので。お客さんが直接送金しているので、僕らが預かってないので、僕らの手元には当然お金が、スカイの手元にはお金がないので」
Q.運用はされていた?
◆水島容疑者
「書面でお願いします」
Q.最後、お金は返ってくる?
◆水島容疑者
「僕はそう思っています。自分も当然、運用しているので」
その後、返金が滞っている理由や詐欺の認識の有無などを尋ねる質問状をポストに投函し、返信を待っていた中での21日ー。
福岡県警は、2019年から21年にかけて福岡県や広島県の男女6人に対し、無登録でFX投資の取引を仲介した疑いで、水島容疑者や最高経営責任者の斉藤容疑者(45)ら4人を逮捕しました。
警察は、水島容疑者ら4人の認否を明らかにしていませんが、詐欺容疑での立件も視野に投資金の運用や管理の実態の全容解明を進める方針です。
令和6年2月22日
産経新聞 - 引用
無登録で海外業者の外国為替証拠金取引(FX)投資を勧誘したとして、金融商法取引法違反(無登録営業)の疑いで、シンガポールにある投資助言会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者(CEO)の男ら4人が逮捕された事件で、4人はいずれも「仲介しただけで登録が必要とは知らなかった」と供述していることが22日、捜査関係者への取材で分かった。
福岡県警や大阪府警などの合同捜査本部は、同社は平成25年から勧誘を続けていることから、4人が違法性を認識していたとみて調べる。同日、CEOの斎藤容疑者(45)=東京都中央区=ら4人を送検した。
福岡県警によると、同社は全国約2万6千人から計約1350億円を集めたとみられ、金商法違反事件では過去最大規模の金額としている。
令和6年2月21日
TNCテレビ西日本 - 引用
FX投資名目で2万人以上から約1200億円を集めたとされる会社幹部の男ら4人が逮捕されたことが捜査関係者への取材で分かりました。
幹部の1人は逮捕前、TNCの取材に「集めた金は返ってくると思う」と話していました。
◆水島容疑者
「お客さんが直接(金を証券会社に)送っているので、僕らが預かってないので」
Q.投資金は返ってくる?
「僕はそう思っています。自分も当然、運用しているので」
サングラス姿で記者の質問に答える男。
21日に金融商品取引法違反容疑で福岡県警などに逮捕された水島容疑者(59)です。
水島容疑者が日本の営業責任者を務める「スカイプレミアムインターナショナル」は、エージェントを使ってFX投資名目で勧誘し、全国で2万2000人からあわせて約1200億円を集めたとされています。
しかし、金融庁の調査では、実際に運用された事実は確認できておらず、預かり金のうち700億円の在りかが不明となっていて、全国各地で損害賠償を求める集団訴訟が起きています。
警察は水島容疑者のほか幹部3人を逮捕していて、投資金の運用や管理の実態を詳しく調べる方針です。
令和6年2月21日
毎日新聞 - 引用
無登録で外国為替証拠金取引(FX)の投資を仲介したとして、福岡県警など6府県警は21日、シンガポールに拠点を置く「スカイプレミアムインターナショナル」社の最高経営責任者(CEO)、斎藤容疑者(45)=東京都中央区=ら4人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。
福岡県警によると、同社は2013年の設立から21年12月までの間に、全国の約2万6000人から計約1350億円の投資を集めたが、大半の金の行方が分かっておらず、実態解明を進める。無登録営業の疑いで摘発された法人が集めた投資額としては07年以降、最大規模だという。
他に逮捕されたのは、同社営業統括責任者、水島(59)=横浜市旭区▽同社役員、高瀬(53)=東京都中央区▽同、田中(41)=長野県軽井沢町――の3容疑者。
逮捕容疑は共謀して19年12月~21年6月、金融商品取引業の登録を受けないで、福岡や広島、大阪、千葉など5府県の当時20~50代の男女6人に、FXに関する投資を一任する契約を仲介したなどとしている。県警は4人の認否を明らかにしていない。
同社を巡っては、証券取引等監視委員会が21年9月、登録がなく、運用実態も確認できないとして、東京地裁に事業停止を申し立てた。監視委によると、同社は全国各地で投資セミナーなどを開催。約500人の勧誘営業員が講師となって、FXで運用する「ライオンプレミアム」という投資商品を契約するよう勧誘していた。商品は会員のみが契約でき、営業員たちは「年利20~30%ぐらいで10年近く運用実績がある」「必要な時はいつでも出金できて安心」などと投資を持ちかけていたという。
東京地裁は21年12月、同社と水島容疑者に対し、金融商品取引法に基づく業務の禁止及び停止命令を出した。返金を受けていない投資家たちが福岡など各地で相次いで集団訴訟を起こしていた。
令和6年2月21日
NHK - 引用
日本国内の一般の投資家およそ2万人から1200億円を集めたとされるシンガポールの会社の幹部ら4人が投資に関する業務を無登録で行ったとして金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
この会社をめぐっては出資金が返還されないなどとして各地で訴訟が起こされていて、警察が運営実態などを詳しく調べるものとみられます。
この会社は日本国内の一般の投資家に対して海外投資商品の勧誘などを行っていたシンガポールの会社「SKY PREMIUM INTERNATIONAL」です。
3年前に証券取引等監視委員会が行った調査によりますと、金融商品取引業の登録がないのに全国各地でセミナーを開くなどしてFX取引への出資を募り、およそ2万2000人からおよそ1200億円を集めていたとされ、東京地方裁判所から業務禁止などを命じられました。
集めた資金の多くが出資者に返還されず、各地で民事訴訟が起こされているほか、警察にも被害の相談が相次ぎ、捜査関係者によりますと、福岡や広島などの警察本部が合同で捜査を進めてきました。
その結果、国内の責任者を務めていた幹部などあわせて4人を投資に関する業務を無登録で行ったとして金融商品取引法違反の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかりました。
会社側は預かった資金について「チェコスロバキア貿易銀行の口座で管理しFX取引で運用する」などと顧客に説明していましたが、監視委員会の調査では、その口座は存在せず、別の複数の海外法人口座に資金が送金されていたほか、FX取引が行われているか確認が取れないなど、「投資資金の運用・管理の実態が不明」とされました。 警察が資金の流れや運営実態を詳しく調べるものとみられます。
「スカイ・プレミアム・インターナショナル」の会員制サイトに登録し、投資した福岡県内の女性がNHKの取材に応じました。
女性が会社の会員制サイトに登録し、投資を始めたのは、新型コロナウイルスの感染拡大で社会経済活動に影響が出ていた2020年の夏でした。
夫と経営する会社の業績が悪化し、従業員の雇用を守り事業を継続するために貯金を切り崩して運転資金にあてる中投資への関心が高まったと言います。
女性は、このときの心境を「子どもの学資保険とか、経営者年金みたいなものもどんどんおろして運転資金として使って、このままなら会社が潰れるかもしれないという焦りがあり、すがるような気持ちになってしまったのかもしれない」と話しました。
そして友人の紹介で知り合った「エージェント」という勧誘員から「月に10%は確実に上がる」などという勧誘や助言を受け、まず、指定された口座に250万円を振り込みました。
すると、投資商品の契約をした会員だけがログインできるサイトに資産の運用状況が表示され、本当に利益が出ていると信じ込んだといいます。
その後も、ゴルフや昼食会などに誘われ親交を深めるなかで「エージェント」の指示に従い続け、入金した金額は、夫婦あわせて1750万円にのぼりました。
しかし、お金を取り戻す申請をしても、投資した資金は返ってこなかったということで、エージェントらに対し損害賠償を求める民事訴訟を起こし、裁判を続けています。
女性は「家族に申し訳ないです。自営業を続けていくため大事なお金だったのに、なんてことをしたんだろうという気持ちです。全員が逮捕されてほしいし、お金が少しでも返ってくればと思っています」と話していました。
「スカイ・プレミアム・インターナショナル」は、2013年に設立されたシンガポールに拠点を置く外国法人で、日本国内の一般の投資家に対して海外投資商品の勧誘や助言をしていたとみられています。
証券取引等監視委員会が3年前に行った調査などによりますと、会社側はおよそ500人の「エージェント」という勧誘員を介して、全国各地の会場やオンライン上で投資セミナーを開くなどして、「会員だけが契約できる」とする投資商品を紹介。 およそ2万2000人と契約を結び、投資総額はおよそ1200億円に上るとされています。
出資者たちが起こした民事訴訟の訴状によりますと、エージェントたちは「金融のプロを雇っている」とか「月単位で一度もマイナスになったことはない」、「年利15パーセントから20パーセントの実績がある」などとして、高い利回りが期待でき安全性も高い投資だと説明していたということです。
会社側は、預かった資金について「チェコスロバキア貿易銀行の口座で管理しFX取引で運用する」などと顧客に説明していましたが、監視委員会の調査ではその口座は存在せず、別の複数の海外法人口座に資金が送金されていたほか、FX取引が行われているか確認が取れないなど、「投資資金の運用・管理の実態が不明」とされました。
このため監視委員会は金融商品取引法に基づいて業務の差し止めを申し立て、東京地方裁判所が3年前の12月、業務の禁止や停止を命令していました。
令和6年2月21日
読売新聞 - 引用
無登録でFX(外国為替証拠金)取引への投資を募ったとして、福岡、茨城など6府県警の合同捜査本部は21日、シンガポールの会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者、斎藤容疑者(45)(東京都中央区)ら4人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。全国の約2万6000人から約1350億円を集めたとみており、同法違反事件の集金額としては過去最大規模だという。
福岡県警の発表によると、4人は共謀し、2019年12月~21年6月、無登録で福岡、千葉、茨城、大阪、広島各府県の男女6人に対してFX投資を勧め、海外のFX取引業者と投資契約を結ばせた疑い。
同社のウェブサイトなどによると、同社は13年にシンガポールで設立された。会員制で、国の登録を受けずに金融商品「ライオンプレミアム」への投資を勧誘し、「会員様からの完全紹介制」とうたっていた。
福岡県警によると、「エージェント」と呼ばれる勧誘員約500人がセミナーなどを開いており、「年利20~30%で10年近い運用実績があって安定している。必要ならいつでも出金できる」と説明していたという。
東京地裁は21年12月、証券取引等監視委員会の申し立てに基づき、同社などに業務の禁止及び停止命令を出していた。同社側に返金を求める民事訴訟も各地で起きている。
令和6年2月21日
時事ドットコム - 引用
国の登録を受けずに外国為替証拠金取引(FX取引)の投資契約を仲介したとして、福岡県警など6府県警は21日、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、シンガポールに拠点がある「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者斎藤容疑者(45)=東京都中央区=ら4人を逮捕した。同社は全国の約2万6000人から計約1350億円を集めながら、運用実態は不明といい、県警などは全容解明を進める。
他に逮捕されたのは、同社の営業統括責任者水島(59)=横浜市旭区、会社役員高瀬(53)=東京都中央区、会社役員田中(41)=長野県軽井沢町=各容疑者。いずれの認否も明らかにしていない。
逮捕容疑は2019年2月~21年6月、国の登録を受けずに、千葉、茨城、大阪、広島、福岡各府県の当時20~50代だった男女6人に対し、FX取引に関する投資商品を勧誘し、投資一任契約を仲介するなどした疑い。
令和6年2月21日
共同通信 - 引用
国に無登録で海外業者への投資勧誘をしたとして、大阪や福岡など6府県警の合同捜査本部は21日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、シンガポールにある投資助言会社「スカイプレミアムインターナショナル」の最高経営責任者(CEO)斎藤容疑者(45)=東京都中央区=と幹部の男3人を逮捕した。
福岡県警によると、同社は全国約2万6千人から計約1350億円を集めたとみられ、金商法違反事件では過去最大規模の金額としている。
逮捕容疑は19年12月~21年6月、国の登録がないのに当時28~59歳の男女6人に、海外の外国為替証拠金取引(FX)業者との投資契約を仲介するなどした疑い。
令和6年2月21日
朝日新聞デジタル - 引用
無登録で外国為替証拠金取引(FX)への投資を仲介したとして、福岡県警などは21日、シンガポールに拠点を置くスカイプレミアム社の最高経営責任者の会社役員斎藤容疑者(45)=東京都中央区=ら4人を金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕し、発表した。認否を明らかにしていない。
県警生活経済課によると、同社はエージェントと呼ぶ勧誘営業員約570人を介し、全国の顧客約2万6千人から総額1350億円を集めたという。
他に逮捕されたのは、自営業水島(59)=横浜市旭区=、会社役員高瀬(53)=東京都中央区=、同田中(41)=長野県軽井沢町=の3容疑者。
斎藤容疑者らは2019年12月~21年6月、福岡県福津市の会社役員の女性(当時56)や広島県竹原市の公務員男性(同33)ら6人に、エージェントを通じて、無登録で投資商品を紹介し、契約を媒介した疑いがある。6人から計約4450万円を集めたという。
同社をめぐっては、証券取引等監視委員会が21年、こうした行為が金融商品取引法違反にあたると申し立て、東京地裁が投資に関する業務の停止命令を出していた。同委によると、同様の申し立てでは、出資者数や金額は過去最多だという。
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