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令和6年10月16日
産経新聞 ー 引用
交流サイト(SNS)を通じて、投資名目で現金をだまし取る詐欺グループが摘発された事件で、大阪府警は16日までに、詐欺未遂容疑で公開手配していた、無職、沢野容疑者(23)=住所不定=を逮捕した。府警によると、「詐欺とは思っていなかった」と否認している。グループ幹部とみられ、逮捕者は計107人となった。
逮捕容疑は、共謀して6~7月、SNSで知り合った20代男性から投資商材の代金などとして現金をだまし取ろうとしたとしている。
府警は9月26日に公開手配。フィリピンに出国していたが、親族に出頭を促され、帰国したところを逮捕された。
令和6年10月16日
MBS毎日放送 ー 引用
100人以上が逮捕されたSNS型投資詐欺事件で、海外に逃亡し公開手配されていた現場リーダーの男が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、SNS型投資詐欺グループの現場リーダー・澤野容疑者(23)です。今年6月から7月にかけ、SNSでウソの投資話を持ちかけ、金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
15日、フィリピンから関西空港に帰国したところを逮捕された澤野容疑者は、取り調べに対し、「親族に出頭しなさいと言われた。詐欺になるとは思いませんでした」などと容疑を一部否認しているということです。
一連の事件をめぐっては、グループの首謀者・池宮容疑者(29)、松井容疑者(27)、澤野容疑者(27)、東容疑者(25)がいまだ海外に逃げていて、警察が行方を追っています。
令和6年9月25日
毎日新聞 ー 引用
SNS(ネット交流サービス)を利用した投資詐欺グループが摘発された事件で、大阪府警は25日、奈良県大和郡山市の無職、吉田(25)、住居不定・自称会社経営の井上(31)両容疑者を詐欺の疑いで逮捕したと明らかにした。府警は2人の認否を明らかにしていない。事件の逮捕者は計105人となった。
府警は7月、大阪市内に拠点を置く二つのグループを摘発していた。府警特殊詐欺捜査課によると、吉田容疑者は一つのグループで、被害者をだますためにメッセージを送る「打ち子」を集める役割を担当。井上容疑者はもう一方のグループで、メンバーに報酬を支払う役目だったとみられる。
いずれのグループもSNSで被害者を投資に勧誘。運用益が上がる商材があるとうそを言い、購入費名目で現金をだまし取っていた。それぞれの逮捕容疑は吉田容疑者が5~6月に計約140万円を、井上容疑者は2~3月に約90万円を詐取したとしている。
令和6年9月24日
時事ドットコム ー 引用
SNS型投資詐欺を行っていた2グループの拠点が摘発された事件で、大阪府警特殊詐欺捜査課は24日、詐欺容疑で、片方のグループのリーダー上林容疑者(29)=大阪市中央区高津=ら2人を逮捕した。2グループの逮捕者は計103人となった。
また、同課の調べで、2グループ以外にも複数のグループがあることが判明。上林容疑者ら各グループのリーダーを束ねる人物がいることも明らかになった。これまでに押収したスマートフォンとパソコンの分析や、逮捕した容疑者の供述などから割り出したという。同課はこの人物の行方を追うとともに、グループの実態解明を進める。
上林容疑者の逮捕容疑は5~6月、為替相場の上げ下げを予想して投資する「バイナリーオプション」の取引に関する指導料名目で、30代女性から計約140万円を詐取した疑い。
令和6年9月24日
朝日新聞 ー 引用
大阪市内の拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は24日、大阪市中央区の自称飲食店経営、上林(かんばやし)容疑者(29)ら2人を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。府警は上林容疑者を、「投資の講師」になりすましてSNSで勧誘メッセージを送る「打ち子」グループのリーダーとみて調べている。
一連の事件をめぐる詐欺・詐欺未遂容疑での逮捕者は103人になった。
今回、他に逮捕したのは住居不定、無職の麻野容疑者(28)で、グループの売り上げ管理などを担っていたとみられるという。府警は2人の認否を明らかにしていない。
特殊詐欺捜査課によると、両容疑者の逮捕容疑は5~6月、為替相場などを予想するバイナリーオプション取引に関する情報商材の購入費名目などで、新潟県の女性から約140万円をだまし取ったというもの。府警は上林容疑者らを束ねる上位者がいるとみて組織の実態解明を進める。
令和6年9月9日
毎日新聞 ー 引用
SNS(ネット交流サービス)を利用した投資詐欺グループが摘発された事件で、大阪府警は9日、大阪市西区の自称個人事業主、鈴木容疑者(26)らリーダー格の男性4人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。事件の逮捕者は100人を超え、計101人になった。
ほかに逮捕されたのは、京都市西京区の訪問販売業、信楽(22)▽京都市上京区の大学生、冨板(22)▽大阪府箕面市の無職、大津(25)――の各容疑者。府警は4人の認否を明らかにしていない。
府警特殊詐欺捜査課によると、グループは大阪市や京都市を拠点とし、SNSで投資への勧誘をしていたとされる。4人はメッセージを送る「打ち子」らの取りまとめ役だったとみられる。
大津容疑者の逮捕容疑は2~7月、為替相場の変動を予測する「バイナリーオプション」でほぼ確実に利益が出せる商材があるとうそを言い、30代の男性から現金40万円を詐取したとしている。残る3人は5~6月、同様の手口で30代の女性から現金約140万円をだまし取ったとされる。
令和6年9月9日
NHK ー 引用
SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして大阪に拠点を置く2つのグループの97人が逮捕された事件で、警察は1つのグループのリーダー格とみられる容疑者4人を新たに詐欺の疑いで逮捕しました。 この事件の逮捕者はこれであわせて100人を超えました。
逮捕されたのは、▽大阪・西区の職業不詳、鈴木容疑者(26)と▽大阪・箕面市の無職、大津容疑者(25)らあわせて4人です。
警察によりますと、ことし5月から6月にかけて、SNSを通じて30代の女性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金およそ140万円をだまし取ったなどとして詐欺の疑いが持たれています。
この事件では、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置いていた2つのグループの男女97人が逮捕されていて、逮捕者はこれであわせて101人となりました。
4人はいずれも1つのグループのリーダー格とみられるということです。
2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、1つのグループの一部のメンバーが独立し、もう1つのグループを立ち上げたとみられています。
いずれも▽被害者とメッセージのやりとりを行う「打ち子」やだまし取った金の管理、それにクレーム・返金の対応など役割を分担していたほか、▽勤務時間は正午から午後9時まで、▽給料は歩合制と定めるなど、会社のような組織だったとみられるということです。
警察は被害額はあわせて10億円を超える疑いがあるとみて調べています。
容疑者の認否については明らかにしていません。
令和6年9月4日
産経新聞 ー 引用
2つの詐欺グループの拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は4日、詐欺の疑いで、1つのグループの主犯格とみられる会社役員、山田容疑者(44)=大阪市西区=を含め、両グループで20~45歳の男女計32人を再逮捕したと発表した。
32人の再逮捕容疑は共謀し、2~7月、東京都や大阪府に住む20~30代の男女にSNSを通じてバイナリーオプション(BO)の投資を持ち掛け、情報商材名目で30万~320万円をだまし取ったとしている。
府警によると、グループはスマートフォンのメモアプリに、被害者に利益が出ると信じ込ませ、商材購入へ誘導するための定型文章などを保存。研修会を開いたり、ホワイトボード上でメンバーの売り上げを競わせたりしていたという。
事件を巡り府警は7月、大阪市内の4つのビルを一斉捜索。これまでに詐欺容疑などで男女計97人を逮捕した。山田容疑者と同じグループのリーダー格とみられる中村容疑者(41)を公開手配し、行方を追っている。
令和6年9月4日
NHK ー 引用
SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして大阪に拠点を置く2つのグループの97人が逮捕された事件で、警察はこのうち32人について、別の被害者からも同じ手口でおよそ30万円をだまし取ったなどとして詐欺の疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、▽大阪・西区の会社役員、山田容疑者(44)や▽大阪・中央区の無職、中尾容疑者(26)ら男女あわせて32人です。
警察によりますと、ことし6月から7月にかけて、SNSを通じて20代の男性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金およそ30万円をだまし取ったなどとして詐欺の疑いが持たれています。
警察はことし7月、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置く2つのグループについて一斉摘発を行い、これまでに山田容疑者らを含む97人を別の被害者に対する詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕していました。
2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、いずれも▽勤務時間は正午から午後9時まで、▽給料は歩合制と定めるなど、会社のような組織だったとみられるということです。
警察は被害額はあわせて10億円前後に上るとみて調べています。
A
再逮捕された32人の認否については明らかにしていません。
令和6年8月27日
毎日新聞 ー 引用
SNS(ネット交流サービス)を利用した投資詐欺グループが摘発された事件で、大阪府警は27日、大阪市西区の無職、大宮容疑者(23)を詐欺未遂容疑で逮捕した。事件の逮捕者は計97人となった。
府警特殊詐欺捜査課によると、グループはSNSでメッセージを送る「打ち子」らが複数の班を作って被害者をだましていたとされる。大宮容疑者はグループ内で最大となる40人規模の班を取りまとめていたとみられ、打ち子の教育や詐取金の管理を担当していたという。府警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は6~7月、為替相場の変動を予測する「バイナリーオプション」への投資で確実に利益を上げられる商材があるとうそを言い、新潟県の20代男性から現金117万円をだまし取ろうとしたとしている。
令和6年8月27日
NHK ー 引用
SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして大阪に拠点を置く2つのグループの96人が逮捕された事件で、警察は1つのグループのリーダー格とみられる20代の容疑者を新たに詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、大阪・西区の無職、大宮容疑者(23)です。
警察によりますと、ことし6月から7月にかけて、SNSを通じて20代の会社員の男性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金110万円余りをだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
この事件では、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置いていた2つのグループの男女あわせて96人がこれまでに詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕されていて、逮捕者はこれで97人となりました。
警察によりますと、大宮容疑者は1つのグループのリーダー格とみられ、中央区の拠点で金の管理や新人教育などを担当していたほか、京都市内にあった別の拠点にも出入りしていた疑いがあるということです。
2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、警察は被害額はあわせて10億円前後に上るとみて調べています。
容疑者の認否については明らかにしていません。
令和6年8月20日
読売テレビ ー 引用
大阪市内を拠点とするSNS型投資詐欺グループのメンバー90人以上が逮捕された事件で、大阪府警は20日、詐欺グループの拠点のリーダーとみられる男2人を詐欺未遂の疑いで新たに逮捕したと発表しました。これで、一連の事件を巡る逮捕者は96人となり、被害総額は約10億円とみられています。
詐欺未遂の疑いで新たに逮捕されたのは、いずれも大阪市中央区に住む、無職の中尾容疑者(26)と職業不詳で韓国籍の金(キム)容疑者(27)の2人です。
警察によりますと、2人は2024年5月から7月の間、それぞれ別の20代の男性にSNS上でウソの投資を勧め、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
2人は詐欺グループの大阪市内にある複数の拠点で、それぞれリーダーをしていたとみられています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
この事件では逮捕者96人のうち、関与の度合いなどから55人はすでに釈放され、警察は任意で調べを続けています。
令和6年8月20日
産経新聞 ー 引用
2つのグループの拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は20日、詐欺未遂容疑で、1つのグループで「打ち子」を統括していた韓国籍の金(キム)(27)=大阪市中央区=と中尾(26)=同区=両容疑者を逮捕したと発表した。一連の事件の逮捕者は計96人となった。
2人の逮捕容疑は共謀して5~7月、SNSを通じて20代の男性会社員に対し、バイナリーオプション(BO)取引に絡む投資を持ち掛け、商材販売名目で金容疑者が36万7千円、中尾容疑者が11万円をだまし取ろうとしたとしている。
府警によると、グループは大阪市内のビルのフロアや部屋ごとに班を編成。2人は異なる班のリーダー格として打ち子を管理していたという。
事件を巡って、府警は7月、2つのグループの拠点だった大阪市内の4つのビルを一斉に家宅捜索。少なくとも150人から投資名目で9億5千万円を詐取していたとして実態解明を進めるとともに、他に逃走しているメンバーがいるとみて捜査している。
令和6年8月18日
産経新聞 ー 引用
つのグループの拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は18日、詐欺容疑で公開手配していた主犯格で打ち子の統括役、上家(かみいえ)(30)=住所不詳=と金庫番の吉岡(29)=大阪市西区=の両容疑者を逮捕した。一連の事件の逮捕者はこれで計94人に上り、府警は同容疑で公開手配中のリーダー格とみられる中村容疑者(41)の行方を追っている。
府警によると、2人は17日深夜に府警本部へ出頭。スマートフォンや身分証を所持しておらず「逮捕状が出ていてもう逃げられない」という旨の説明をしたという。
上家容疑者らの逮捕容疑は共謀し2~3月、SNSで愛知県の20代女性に対しバイナリーオプション(BO)取引に絡む投資を持ち掛け、指導料名目などで現金約90万円をだまし取ったとしている。
府警によると、グループのメンバーはSNSでメッセージを送る「打ち子」が大半で20代が中心。投資勧誘係やクレーム対応係など役割分担していたという。
府警は拠点からマニュアルや約2400台のスマートフォンを押収。少なくとも150人から投資名目で9億5千万円を詐取したとみて、組織の実態解明を進める。
事件を巡っては府警が7月、2つのグループが拠点としていた大阪市内の4つのビルを一斉捜索し、これまでに男女計92人を詐欺容疑などで逮捕。うち、男女40人を同容疑などで14日に再逮捕していた。
令和6年8月18日
読売新聞 ー 引用
二つのSNS型投資詐欺グループが摘発され約90人が逮捕された事件で、大阪府警は18日、詐欺容疑で公開手配していた住所、職業不詳の男(30)、大阪市西区、無職の男(29)の両容疑者を逮捕した。いずれも片方のグループの主犯格とみられ、事件の逮捕者は計94人となった。
発表では、2人は他の容疑者らと共謀し、2月下旬~3月中旬、SNSで投資の講師になりすまし、投資の商材購入費などの名目で、20歳代女性から約90万円を詐取した疑い。府警は認否を明らかにしていない。
2人は17日深夜、府警本部に出頭。いずれも「逮捕状が出ていて、もう逃げられないから」などと供述しているという。
職業不詳の男はSNSで投資勧誘などのメッセージを送る「打ち子」らの統括役、無職の男は詐取金を管理する「金庫番」の役割を担っていたとされる。
令和6年8月14日
NHK ー 引用
SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったとして大阪に拠点を置く2つのグループの92人が逮捕された事件で、警察はこのうち40人について、別の被害者からも同じ手口で50万円余りをだまし取ったなどとして、詐欺や詐欺未遂の疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、▽大阪・浪速区の行政書士、島内容疑者(40)や▽大阪・西区の会社役員、山田容疑者(43)ら男女あわせて40人です。
警察によりますと、ことし3月、SNSを通じて10代の会社員の女性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金50万円余りを指定した口座に振り込ませてだまし取ったなどとして、詐欺や詐欺未遂の疑いが持たれています。
警察は先月(7月)、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置く2つのグループについて一斉摘発を行い、島内容疑者らを含む92人を別の被害者に対する詐欺などの疑いで逮捕していました。
2つのグループは、為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、警察によりますと、1つのグループのメンバーの一部が独立し、もう1つのグループを立ち上げたとみられるということです。
また、容疑者らは、▽被害者とメッセージのやりとりを行う「打ち子」のほか、▽だまし取った金の管理や▽クレーム・返金の対応などそれぞれが役割を分担していたとみられるということです。
2つのグループの拠点からはおよそ2400台のスマートフォンが押収されていて、警察は被害額はあわせて10億円前後に上る疑いがあるとみて調べています。
また、全国に指名手配している住所・職業不詳の中村容疑者(41)ら3人についても引き続き、行方を捜査しています。
再逮捕された40人の認否については明らかにしていません。
令和6年8月14日
毎日新聞 ー 引用
大阪市を拠点とするSNS(ネット交流サービス)型投資詐欺グループが摘発された事件で、メンバーの報酬が詐取金額に応じた歩合制で決められていたことが大阪府警への取材で明らかになった。府警は被害者にメッセージを送る「打ち子」らを競わせ、多額の現金をだまし取ろうとしたとみている。
グループは二つに分かれており、金融商品「バイナリーオプション」への投資で確実に利益が出る商材があるとうそを言い、現金を詐取した疑いなどが持たれている。府警はこれまでにメンバー92人を逮捕。このうち一方のグループのリーダー格とみられる山田容疑者(43)ら男女40人を14日、詐欺や詐欺未遂の容疑で再逮捕した。
府警特殊詐欺捜査課によると、打ち子らは原則平日の正午~午後9時に拠点の民間ビルに集まり、用意されたスマートフォンで商材購入を勧めるメッセージを送っていた。拠点には目標額や各打ち子がだまし取った金額が掲示され、報酬は詐取金額に応じて増減する歩合制だった。より多く報酬を得ようと、自宅にスマホを持ち帰っていた打ち子もいたという。
また、大阪市以外に京都市でも関連グループとみられる拠点が確認されたといい、10人程度が同様の詐欺に関わっていたとみている。
40人の再逮捕容疑は、山田容疑者ら13人が3月、宮崎県の10代の女性会社員から商材購入費名目で現金約52万円を詐取した疑い。残る27人は5~7月、10~20代の男女4人から計約166万円をだまし取ろうとしたとしている。府警は全員の認否を明らかにしていない。
令和6年7月31日
ABCテレビ ー 引用
SNS型投資詐欺の2つのグループの合わせて90人が逮捕された事件で公開手配されていた5人のうち2人が大阪府警に逮捕されました。
うち29歳の男は仲間内から「打ち子のエース」とも呼ばれていたということです。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府警に公開手配されていた宮脇容疑者(29)と交際相手の女(25)です。
2人は今年2月から3月、愛知県に住む20代の女性にSNSのダイレクトメッセージで「80%勝てる商材がある」などと架空の儲け話をもちかけて、現金約90万円をだましとった疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしてません。
警察によりますと、宮脇容疑者は仲間から「打ち子のエース」と呼ばれていて、ラジオで公開手配されているのに気がつき、交際相手の女(25)と30日に警察署に出頭したということです。
一連の詐欺グループによる詐欺被害は全国で約10億円に上るとみられています。
警察は詐欺グループに関与していたとしてこれまでに92人を逮捕し、主犯格とみられる中村容疑者(41)ら残る3人の行方を追うとともにグループの実態解明を進めています。
令和6年7月31日
時事ドットコム ー 引用
SNSを通じ投資話を持ち掛ける「SNS型投資詐欺」グループの拠点が摘発された事件で、大阪府警特殊詐欺捜査課は31日までに、詐欺容疑で、公開手配していた無職宮脇(29)、無職岡田(25)両容疑者=いずれも大阪市淀川区十三東=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。手配を知り、30日に淀川署へ出頭してきたという。
同課は26日、両容疑者を含む5人を公開手配。2人は、被害者とSNSでやりとりをする「打ち子」役で、宮脇容疑者はグループ内で「打ち子のエース」と呼ばれていた。
令和6年7月23日
毎日新聞 ー 引用
投資への助言名目で現金をだまし取ったとして、大阪府警は23日、二つの詐欺グループの拠点を一斉に家宅捜索した。グループは投資でもうかる方法があるとSNS(ネット交流サービス)で持ちかけて現金を詐取していたとされ、府警は被害総額が10億円近くに上るとみている。グループには最大約80人が関わっていたとみており、容疑が固まったメンバーを逮捕して組織の実態解明を進める。逮捕者は数十人になる可能性があるという。
二つのグループは「バイナリーオプション」と呼ばれる金融取引への投資を呼び掛けていたとされる。為替相場が上がるか下がるかを予測し、当たれば一定額を受け取り、外れれば投資額を失う仕組み。グループはSNSで「確実にもうかる方法がある」などとうそを言い、誘いに応じた人から情報提供料などの名目で現金をだまし取った疑いが持たれている。
府警によると、このうち一つのグループは2024年2~3月、SNSで愛知県の20代女性に「バイナリーオプションで講師の言うとおりにすればもうけられる」などと持ちかけ、指導料や商材購入費として約90万円を指定の金融口座に振り込ませたとされる。グループのメンバーは20人程度とみられ、府警は23日午後7時すぎまでに、職業不詳、島内容疑者(40)=大阪市浪速区=ら8人を詐欺容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。
もう一つのグループは60人程度が関わっていたとみられ、24年1月に30代の女性に「バイナリーオプションの勝率が上がる方法がある」などと言い、約237万円を振り込ませた疑いがある。府警はこのグループについても、関与が裏付けられたメンバーを逮捕する方針だ。
府警はこの日の家宅捜索でスマートフォン約1830台とパソコン約60台を押収。一部の拠点からは詐欺のマニュアルも見つかった。二つのグループの手口が酷似していることから、グループ間で指示役の存在やノウハウの共有がなかったかも調べる。
府警によると、二つのグループは大阪市内にある四つの民間ビルで複数のフロアを借りて拠点にしていた。SNS型投資詐欺を巡る強制捜査としては過去最大規模で、府警は本部の刑事部や各警察署から捜査員計約470人を集めて態勢を組んだ。
投資ブームの過熱を受け、警察庁はSNS型投資詐欺に関する集計を23年に初めて実施した。この年の認知件数は2271件、被害額は計約277億円に上った。24年も3月までで1700件、約219億円の被害が確認されている。
深刻な被害状況を懸念した警察庁は3月、SNS型投資詐欺とロマンス詐欺について、部門横断型のプロジェクトチームを設置するなどして対策を強化するよう各都道府県警に指示していた。
令和6年7月23日
MBS毎日放送 ー 引用
SNS型投資詐欺グループの拠点が全国で初めて摘発され、警察は主犯格の男ら8人を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、主犯格で大阪市浪速区の島内容疑者(40)や泉佐野市の永井容疑者(30)ら8人です。
警察によりますと、島内容疑者らは今年2月~3月までの間、バイナリー為替取引と呼ばれる投資の指導料や商材購入名目で愛知県の20代女性から現金約90万円をだまし取った疑いがもたれています。
島内容疑者らはブランド品のバッグなどの写真を投稿したSNSアカウントで女性と最初に接触していて、SNSのダイレクトメッセージ機能を利用して被害者と接触していることから、「SNS型投資詐欺」と呼ばれ、拠点摘発は、全国で初めてだということです。
警察が23日に摘発した2つの詐欺グループのメンバーは80人以上いるとみられ、被害金額は少なくとも9億5000万円に上るとみられています。
令和6年月7日23日
時事ドットコム ー 引用
SNSを通じ投資話を持ち掛ける「SNS型投資詐欺」に関わった疑いがあるとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は23日、詐欺グループの拠点がある大阪市内のビル4カ所を一斉に家宅捜索した。SNS型投資詐欺に関わったグループの拠点摘発は全国初。証拠隠滅や逃亡の恐れがあるため、捜査員約470人を投入した「急襲型」の捜索となった。
同課は、拠点にいたメンバーのうち、山田(43)=同市西区新町、島内(40)=同市浪速区敷津東、永井(30)=大阪府泉佐野市長滝=各容疑者ら男女8人を詐欺容疑で逮捕した。グループは二つに分かれ、片方のグループのリーダー格が山田、島内両容疑者という。2グループ合わせて最大80人規模に上るとみられ、同課は実態解明を急ぐ。
逮捕容疑は2~3月、為替相場の上げ下げを予想して投資する「バイナリーオプション」の取引に関する指導料や商材購入名目で、20代女性から約90万円をだまし取った疑い。
同課によると、捜索に入ったのは大阪市西区と中央区にあるビル4カ所。各ビル内には2グループの拠点が計10部屋あり、多くが法人の事務所になっていた。2グループが関与した投資詐欺には複数の被害者がおり、被害額は最大で約9億5000万円に上るとみられる。
20代女性の被害以外にも、1月に30代女性にSNSで「勝率が80%に上がる商材がある」「92%の最上級商材もある」などとうその投資話を持ち掛け、計約237万円を振り込ませるなどした疑いもあり、調べを進める。
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